ハチャの深層

ハチャ独自の視点で ワイン、食、音楽、アート等を レビュ 。 

トッレヴェントのヴィーニャ・ペダーレ

トッレヴェントのヴィーニャ・ペダーレ
【コメント】
 ブルーベリー、プルーンの好ましい香り。そして、カルダモン、それにタイムに似た香辛料の香り。タンニンも表にはそれほど出ていないがそこそこあり下支えしている。酸の愛らしさが印象的ある。素晴らしいワイン。品種は土着のネーロ・ディ・トロイア100%、価格は2400円

【相性】
 タンニン、酸もそれなりに感じられるので肉料理に合わせたい。豚、子羊、牛肉が特に良いだろう。スパゲティポモドーロでも悪くはないが出来れば重さを感じる料理が良いだろう。この日はハンバーグステーキに合わせた。

ワイン名:2012 ヴィーニャ・ペダーレ(Vigna Pedale Castel del Monte Rosso Riserva)
生産州:プーリア州
生産者名:トッレヴェント(Torrevento)
輸入業者:株式会社モトックス
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  1. 2017/03/20(月) 10:49:52|
  2. ワイン
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シャトー・ドーピアの白

ドーピア白
【コメント】
 ザクロ、パッションフルーツ、ルビーグレープフルーツに似た香り。セージ、白檀、色のある花の香り。やや鋭い酸で揮発性を感じる。柑橘系の白皮の苦み、リンゴの蜜のニュアンス。砂糖のニュアンスも感じる。この価格なら申し分ない品質である。

【相性】
野菜料理から魚、鶏肉、豚肉まで広範囲にあるだろう。出来れば、主菜の魚料理、もしくは豚肉に合わせたい。

価格は1700円、品種はルーサンヌ50%、マルサンヌ50% GK

ワイン名:シャトー・ドーピア ブラン 2015(Chateau d'Oupia blanc)
原産地呼称:A.C.ミネルヴォワ (A.C.Minervois)
生産者名:シャトー・ドーピア(Chateau d'Oupia)
輸入業者:株式会社横浜君嶋屋
  1. 2017/03/10(金) 14:57:30|
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ドメーヌ・デュ・ムーラン・カミュのミュスカデ・セーブル・エ・メーヌ

ドメーヌ・デュ・ムーラン・カミュのミュスカデ・セーブル・エ・メーヌ

【コメント】
レモン、乾いた若草の香り。ミネラリーでフレッシュで軽いタッチの酸は柑橘系のそれで、とても気持ち良い。水っぽさは無いのであるが極軽いボディのため、思わず2口、3口続けて飲んでしまう。ほんのり香るアロマが飲んだ後も口中で暫く続く。極々軽いのであるが、とても好感の持てる見事なワイン。

品種はミュスカデ100% 価格は1500円 GG

【相性】
魚を使った前菜かパスタ料理に合わせたい。この日はタラとカリフラワーのスパゲティに合わせた。

ワイン名:ミュスカデ・セーブル・エ・メーヌ・シュル・リー 2015(Muscadet Sevre & Maine sur Lie)
原産地呼称:ヴァン・ド・フランス (Vin de France)
生産者名:ドメーヌ・デュ・ムーラン・カミュ(Domaine du Moulin Camus)
輸入業者:有限会社ヌーヴェル・セレクション
  1. 2017/02/20(月) 22:38:51|
  2. ワイン
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柴田南雄 生誕100年

 日曜日の夜のN響アワーを観たのですが、柴田南雄の生誕100年のコンサートの模様を放映していました。実は初めて聞く名前でした。どうも、武満徹と同時代だったらしく、同じ年に没っしたとのことです。そのせいもあり、知名度が低いのでしょう。
 作曲家とは別に民謡、民族芸能の記録体系化という音楽学者の顔を持っていたようです。作風はロマン主義、前衛、日本の民謡、民族芸能に根差したものと変わったようです。日本では音楽界の知の巨人と言われており、「知識が広く、何を聞いても分からないことが無かった。」と柴田を知る人が語っていました。
 日本では自分の感覚を捉えて感覚的な音楽作品にしていく作曲家が割合としては多く、その代表的なのが武満徹とのことです。柴田南雄の場合は一つの世界観を作って、音楽を作り込んでいく感じです。即興を指定する局面もあるようです。学者肌と言う意味ではブーレーズを思い出しました。

コンサートの演目は以下の3曲でした。

・ディアフォニア
→奏者の即興もある。例えば第1バイオリン内で全員が即興を行う指定がある。

・追分節考
→追分節の旋律を素材として予め20前後(?)用意されている。合唱者はステージのほか、通路も歩きながら歌う。素材の選択とタイミングを指揮者は団扇に描いた文字で歌い手に指示つつ、曲を即興的に構成する。指揮者は予めプランを練ってはいけないらしい。

・交響曲 ゆく河の流れは絶えずして
→8楽章まであります。
1楽章:現代のスタイル
2楽章:バロック風
3楽章:ロマン派
4楽章:後期ロマン派
5楽章:現代音楽
6楽章:合唱(テキストは方丈記を使用)
7楽章:同上
8楽章:同上 最後に第1楽章の主題が回帰。

 聴くと西洋の色んな時代の作曲家の要素が聴き取れるのですが、それは作曲家のパッチワークにはなっていないです。実に素晴らしいものでした。

 ディアフォニア、追分節考も良かったです。不思議なのは初めて聴くのにしっくりくることです。時折、体がゾクゾクしました。理詰めで音を積み上げているのでしょう。池辺晋一郎が柴田南雄著の「西洋音楽史 印象派以後」を持って
「現代音楽の作曲法の話で、特にバルトークの分析は素晴らしい。美術の黄金分割を音楽に持ち込んで説明している。買った当時は目から鱗でした。これ新しく見えるけど、2冊目なんです。実は1冊目はボロボロになったので。」
一般の人より専門家に有名だったようです。それにしても、こんな凄い作曲家が無名なんてもったいない。

演奏:2016.11.07
放送:2017.02.12 NHK地デジ
  1. 2017/02/13(月) 23:03:31|
  2. 音楽
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映画「メン・イン・ブラック3」を観て感じたこと

昔、予言物の本が流行った時期がありました。でも、ここ数年は見かけないです。多分、それは未来は決まっており、不可避なものと言う考えが変わりつつあるからだと思いました。今どきは、未来は変えたり、選択できると言う感じでしょうか。

先日、テレビで放送されていたメン・イン・ブラック3を観たのですが、腑に落ちるシーンがいくつかありました。

特にJ(ウィル・スミス)が1969年春の世界に戻って五次元の住人グリフィンと遭遇する辺りからです。

グリフィンは10月にニューヨークメッツが優勝するスタジアムに、その瞬間を見るためにひとりでやって来ます。グリフィンがスタジアムにいることを察知したJとK(トミー・リー・ジョーンズ)もそこへ。スタジアムには3人しかいません。

グリフィン「ロビンソンが打ったボールがイレギュラーしない限り、試合は決まりだ。」誰もいないグラウンドなのに、グリフィンが2人の肩に手を掛けると、興奮状態の試合が見えます。
J「こんな風に見えるのか?」
グリフィン「これね、滅茶苦茶うざったいよ。でも、良い時もある。」
J「この試合が行われるのは10月だろ?」
グリフィン「いつだって10月だし11月だし、3月なんだ。たくさんの未来が全部本物だ。そのうち、どれが現実になるかが決まるまでは、全部が起きている。」
「この瞬間は地球人の歴史で一番のハイライト。あらゆる物事がメッツの優勝に向けて動いている。これより、以前は毎年最下位のチームだったのに。」
「例えば、あのボールを見て!1962年にマサチューセッツ州の工場で作られ、第5戦の最後のアウトを取るあのボールは空気力学上欠陥がある。馬の革のなめし方が悪かった。なめし職人の奥さんのシーラが日曜にプエルトリコ人ゴルファーと駆け落ちし・・・」

(中略)

「(優勝が決まる最後の)バッターのデイビー・ジョンソンは父親がフットボールを見つけられず、野球のボールを誕生日にプレゼントしたから野球選手になった。ボールはバットの1000分の2ミリ高すぎる所に当たり、クレオン・ジョーンズの頭上にフライが上がる。両親がワインを1杯多く飲まないでベッドに入ったら、ジョーンズは女性に生まれクララと言う名前が付きタイピストになっていた。」

ジョーンズはフライを取り優勝が決まる。

「奇跡なんて無いように思われるけど、本当に起きるんだ。」

もちろん、これは映画のセリフで実際の奇跡の連鎖は違うのでしょうけど、とても頷ける表現だと思いました。

映画の最後もそんな閉め方でした。

KとJはカフェで食事を終えて店の外に出ます。

グリフィン「地球人の歴史の新しいハイライトだ。Kがチップを置くのを忘れさえしなければ。」

大きな隕石が地球に向かっている映像が流れます。
Kは店に戻ってチップをカウンターに置く。

K「忘れる所だった。」

隕石は人工衛星にあたり、粉々に。

グリフィン「危ないとこだった。うふっ。」←これがファイナルカットのセリフ。

これはバタフライ効果のことですね。
具体的に視覚的に見せられるとやはり記憶に残って良いです。そう言えば、カオス理論も初期値をほんの少し変えると結果がまるで変わると言っています。そう言うことなんですね。頭の中で繋がってきました。
  1. 2017/02/11(土) 19:53:55|
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シャツのポケット

シャツのポケット
先々週、シャツを2枚購入しました。
実は私はシャツが大好きなのです。学生の頃はトレーナーなど、ボタンのない服も着ましたが、今では基本的にシャツを着ます。白を着ることは祝儀、不祝儀くらいで、カラフルなもの、チェック柄が多いです。しかも、気に入らないとリフォーム店に修理を依頼するほど。襟や剣ボロ(カフスの隣)にボタンを付けて貰ったり、襟の角度を変えて貰ったり。
それで、買ったシャツですが、購入時には気づかなかったのですが、チェック柄のシャツの背中にダーツが入っていました。もう一枚はオレンジの無地のシャツです。購入時に気づかなかったのですが、帰ってから見るとポケットがありませんでした。シャツにポケットが無いなんて、かなりドレッシーなケースくらいです。チェック柄なら目立たないから良いとしても、無地のシャツなのにポケットが無いなんて間が抜けたような感じです。しかも前立て(ボタンホールのある帯状の生地)がないので余計に目立ちます。
でも、仕方ないです。既に買ったものですから。チェック柄のシャツのダーツは解いて、2枚とも洗濯しました。いつも糊を落として、自分でプレスしてから初めて着ています。
翌日、洗濯したシャツが乾いたのでベランダから取り込んだのですが、オレンジの無地のシャツにポケットが付いていました。どうして?チェック柄のシャツを見るとポケットがありませんでした。どうして?
さて、これをどう解釈するかです。
1.チェック柄のシャツにポケットが無いのに、オレンジのシャツにポケットが無いと勘違いした。
→シャツ好きの私がそんな勘違いをするか?それに無地のシャツにポケットが無いなんて!と頭の中で悪態をついたのは、どう説明するのか?
2.そもそも、オレンジのシャツにポケットが無いと思ったのが夢。
→だとすると、購入したチェック柄のシャツにポケットが無いことに気づかないまま、その日の夜にオレンジの無地のシャツにポケットが無い夢を見た。あまりにも都合の良い辻褄合わせです。
3.前日、オレンジの無地のシャツにポケットがなかったのは紛れもない事実。翌朝、私はオレンジの無地のシャツにポケットがある世界に移動した。
もちろん、3がとっぴな考えであることは私も認めます。でも、1と2は明らかに辻褄が合わないのです。
こういう現象、最近は慣れてきたから別に良いのですが。これからも、加速しそうな気が。(笑)
  1. 2017/02/07(火) 13:28:15|
  2. スピリチュアル
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ダニール・トリフォノフ ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番

 先週の日曜日の深夜のNHK BSのクラシック番組を昨日観ました。ベルリンフィルのジルベスターなので予約をためらった(ラトルは好みではない)のですけど、念のために。
 週末に買ったシャツの背中にダーツが入っているのに気づかず、それを解く作業をしながら聴きました。聴いたことがあるピアノコンチェルト(ラフマニノフの3番)だけど、ずいぶん静かに弾いているなあ。そんな印象でした。演奏者を見ると無表情で眠っているかのように大人しく弾いています。でも、5分ほどで惹かれてきたのです。この段階で、どうやら大変な演奏らしいと気づきました。一旦、再生を止めて、解き作業を終わらせ、ちゃんと聴くことにしました。名前はダニール・トリフォノフ、まだ25歳。
 続きをそれなりの音量で聴くと、直ぐに、そのもの凄さがわかりました。25歳にして既に確りとした音楽観があります。よく、音楽で世界観を表現すると言います。演奏家が曲の演奏を超え、音楽世界を表現しているのですから、その時点で卓越レベルと言ってよいと思います。でも、トリフォノフはその世界観の中で弾いていました。観客に演奏者の世界観が届くのではなく、ホール全体がその世界になっていて、観客も演奏者もすっかりその中にいます。それはスケールと言うより、納得感です。隣の人に、「その中にいるよね?」と聞けば、「もちろん」と応えるでしょう。恐らく、トリフォノフもそんな感覚で弾いているのだと思いました。世界観を作って、その中で演奏するのだと。だから、無表情でいられる。スポーツの世界などで、ゾーンに入った状態などと言われる、そんな状態に見えます。動的瞑想状態と言って良いかも知れません。
 一般に最上級の演奏家でさえ、一つの曲の中で良い部分、普通の部分があります。音楽家も人間ですから長いこと集中できるものではありません。しかるに、トリフォノフはほぼ、全編良いのです。「良い?」いや、「凄い」です。それはそうです。最初から最後までその世界に我々はいるのですから。いやはや、凄いピアニストが現れたものです。
期待して、臨む演奏会も、それはそれで良いですが、背後から大きな木槌で不意打ちされるのも、たまにはいいものです。

演奏:2016.12.31 ベルリン
放送:2017.01.30  NHKBS
  1. 2017/01/31(火) 13:18:38|
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ワイン付き食事会 (2017.01.28)

今月2度目の食事会です。

全品手間が掛かる物を作りました。これ以上はしたくない。というか、これもあんまりしたくない。年に一回くらいなら良いですが。(笑)

【突き出し】:砂肝のコンフィ
食事会20170128-01
→もはや我が家の定番の突き出しです。65℃で4時間と、いつもの倍の時間にしましたが、食感はさして変わらなかったです。この日は2週間前の食事会用に作った鶏レバーのムースも出しました。ラードで密封すれば日持ちします。

【前菜】:カリフラワーのブルーテ
食事会20170128-02
→カリフラワーは茹でて一旦、粉砕し、フライパンで火を入れて水分を抜きペースト状にします。それを茹で汁で戻したもの。使った油脂はバター。フォンは加えません。焦げた風味が魅了するスープ。

【パスタ】:鶉とキノコのリゾット
食事会20170128-03
→キノコはポルチーニ、椎茸、シャンピニョン、シメジです。空煎りして炒めました。ブロードは鶏ガラと香味野菜ですが、今回は鶉も使いました。ローストした後に茹でたスープを合わせました。鶉肉はほぐしてリゾットに入れています。仕上げはバターとパルメジャーノチーズです。お米は国産カルナローリです。いくつもの工程があり大変なのですが、かなり良い仕上がりになりました。参加者は何度も「美味しい」を反復。ひとくちめから、良かったのですが、その後、じわじわ来たようです。実は私もそう感じました。

【主菜】:仔牛脛肉と尻尾の赤ワイン煮
食事会20170128-04
食事会20170128-05
→脛肉だけのつもりだったのですが、分量が足りないので尻尾を追加しました。調理方法としてはブレゼです。80℃前後で火入れをしました。見た目も重視したかったので、スープはソースに仕上げました。
付け合わせはジャガイモのピュレです。これはバターが入っていません。バターが入った方が美味しいでしょうが、芋の味がダイレクトに味わえるこのピュレも悪くはないです。料理好きな参加者向けに面白いかなと。(笑)

【チーズ】
食事会20170128-06
ブリー・ド・モー、スチルトン、ベームスター・エクストラオールド(26か月)、ミモレット(12か月)、コンテ(12か月)

【コーヒー】
食事会20170128-07
→お茶請けはマドレーヌ。

食事会20170128-08
N.V.シャンパーニュ ブリュ:ジョゼ・ミシェル
2011プイィ・フュイッセ トリ・デ・オー・デ・ヴィニュ:ギュファン・エナン
2004サン・トーバン:ルイ・ラトゥール
2000シャトー・ル・メイニュー
1994シャトー・キュレ・ボン
スチル・ワインは平均するとなんと約15年経過です!たまには、いいか。(笑)


  1. 2017/01/29(日) 11:19:57|
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