ハチャの深層

ハチャ独自の視点で ワイン、食、音楽、アート等を レビュ 。 

歯車が狂った時計、それとも気まぐれ?

 仕事上関わっているコンピュータシステムがようやく稼動しました。巨大なシステムなので中央監視室みたいな部屋が設けられ、私も含めて素人が見ても理解不能な数値がプロジェクター4台で投射されています。同じ時刻を共有するために誰もが見える壁の高いところに急遽時計が据付られました。両面テープの類での急場しのぎです。それがまずかったようで、時計は据付2時間ほどで落下し痛烈な音が響きました。その後釘による設置が施されてようやく落ち着きました。誰もがそう思いました。システムの稼動初日の緊張がようやく解けるその日の夜遅く全員が集まって一日のまとめの会議を行いました。システムのオーナーの訓話中、彼の頭上の時計は長針が突然秒針のように速く廻り始めました。勿論短針も長針に依存したスピードです。訓話の真っ最中で皆聞き入っていたので気づいた人はいないようでした。周りの人に伝えたくてもそうはいきません。長針はぐるぐる、ぐるぐる廻ります。こういう現象は聞いたりTV等で観たりはしましたが実際に体験すると大変不思議な感じがします。

狂った時計


 自分の周りの時間が急に短く、縮んだような気分です。まるでタイムマシンで時空を越えるときのような描写です。10分ほどの間に時計上で半日経ちました。そう思った瞬間に時計は何事も無かったかのように元々の時間を刻み始めました。今観たのは今日一日の極度の緊張のせいからくる幻覚だったのかも知れないという不安感さえ感じました。時計の下で行われている訓話はほどなく終わりました。それから、そこで起った狂った時計の出来事について周りの人に尋ねました。全く運良く一人だけ目撃した人がいて私は幻覚を観たのではないことが確認できたのです。何故短針が一周したときまた正常に戻ったのか不思議です。でも、またどこかのタイミングで半日狂ったように廻るかもしれません。
いや待てください、案外この世の各々の時計のいくつかはご主人、つまり持ち主の見てない間に時折気まぐれに半日駆け足で廻っているのかも知れません。
「毎日毎日同じスピードで肩こっちゃうんだよな」なんて言いながら。
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  1. 2005/09/29(木) 00:02:39|
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