ハチャの深層

ハチャ独自の視点で ワイン、食、音楽、アート等を レビュ 。 

Akiko with 山下洋輔 JZ Brat

akiko


 先週の寺井尚子に引き続きJZ Bratでのライヴ、Akikoです。彼女のライヴスケジュールをずっとチェックしていたのですがようやくその機会に巡り合いました。Akikoは単独での活動が少なく、凡そゲストを迎えたり、Akikoがゲスト出演したりです。今回は単独と予約した後に気づいたのですが山下洋輔がゲストでした。

 Akikoは一枚目のアルバムからヴァーヴと契約と、その期待度が高いことが伺われます。歌唱力は非常に高いものがあります。さて、ライヴはスローからミディアムテンポの曲が主体で、最後はアップテンポと言う構成。山下洋輔はというと途中、Akikoと一曲、ソロで一曲、アンコールで再登場でした。Akikoは山下のツアーにも参加したことがあり今回が3度目の共演とか。山下洋輔がゲストというのはなかなか珍しいと思ったのですが、ご本人も
「僕がこういう形でゲスト出演というのはあんまり無くて、どちらかと言うと、最初は客席にいたのだが、そのうちステージに出てきてというのが多い(笑)」と語っていました。確かにビッグネーム山下洋輔ですから、ゲストでなんて軽く頼めないでしょう。1ステージで3曲、2ステージで6曲のためだけにご足労願うのですから。

山下との共演をAkikoが
「ヴァーヴという政治力を使って」
「山下さんが音楽会の神様とすると、私なんか犬みたいなものですから」と途中で紹介していました。

 最近の活動のなかではこの日はジャズ度が高いとのことでした。彼女はプロフェッショナルになり切れていないようなところがあって、メンバーや曲紹介など、ちょっと拙いところがあります。衣装もライヴが終わってそのままの服装で外に出ても違和感のないもの。まだ若い女性ですから素人っぽいそんな雰囲気が魅力的とも言えます。Akikoのヴォーカルはスウィングするような曲、スローな曲ではやはり本領が発揮できないように思います。実際に歌うところを見て驚いたのはあまり口を大きく開かないことです。確かに口先で歌うのではなく、奥深いところからのヴォーカルですから大きく開ける必要はないのでしょう。とにかくミディアムテンポでのボーカルのグルーヴ感は特筆に価します。こういう歌い方はなかなか出来るものではないと思います。

 歌っているときにマイクを持っていないほうの手を胸の辺りの高さに上げ、それと同じくらいの高さに肘をあげて腕を揺らせていました。ちょうど自分の横にいる小学生の頭をなでているような感じでしょうか。とにかく、彼女のミディアムテンポのグルーヴ感とその振りがイメージとしてはしっくりしていました。やっぱAkikoホント巧いです。
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  1. 2006/05/30(火) 22:09:01|
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