ハチャの深層

ハチャ独自の視点で ワイン、食、音楽、アート等を レビュ 。 

フランドル

フランドル


 なんともコントラストの強い映画である。かたや、田園風景がのどかな、フランドル。もうひとつはカラカラに乾いた砂漠の戦地。

 主人公の男性がのどかなフランドルから、徴兵により砂漠の戦地へ赴きます。フランドルは彼の田舎なのでしょうが、彼は戦地に希望を抱き期待します。しかし、待っていたのは冷酷無比な戦い。そして、残虐性、怒り、欲望、猜疑心、裏切りなど人間の悪しき心にも打ちのめされます。田舎から一緒に徴兵された友人はみな戦死したのですが、主人公は運良く田舎に帰ってこられます。そこで待っていたのは幼なじみの女の子。男は戦地での罪を告白し、女の子に受け入れられます。だってそこは戦地ではなくフランドルなのですから。
 風景の対比に合わせて人間の心の対比を合わせて表現されたこの映画は好き嫌いが分かれるであろう。カンヌで審査員特別グランプリを取ったからと安易に映画館に出向きこの映画が性に合わないことに気づいてももう遅いのです。観終わるのはなかなか辛いことです。ちなみに私はだめでした。途中で作りが理解できたので、終盤の展開のタイミングが読めましたの少し楽にはなりました。鑑賞者の殆どがいきなり終わったと感じたでしょうあのファイナルカットも、やっと終わりだと思ってしまいました。この映画には音楽が一切ありません。もちろん、フランドルと戦地の空気感を邪魔しないようにという考えでしょうが、タイトルバックでもなしはこの映画が観客に考ろ、そう言っているようでなんとも威圧的な重さでした。
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  1. 2007/05/30(水) 00:34:32|
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