ハチャの深層

ハチャ独自の視点で ワイン、食、音楽、アート等を レビュ 。 

福田平八郎と日本画モダン

福田平八郎
 福田平八郎と言えばやはり、瓦屋根の絵の「雨」と「漣」であろう。この2つの作品は特にモダンである。「漣」は色と言えばさざなみを表す青のみしか使っていない。そして、ほぼ均一な幅の線のみによる表現。日本画というより、現代アート作品に岩絵の具を使ったと言ったほうが良い位である。
 「雨」も不思議な作品である。瓦は確かに立体的に描かれているが一つひとつの境界線は平面的に描かれています。それは線が瓦の形を表しているから、鑑賞者が勝手に瓦の曲面を想像しているかのごとく。タイトルの雨は描かれておらず、瓦へのその痕跡のみ。理知的な絵です。
 他の作品ですがどれも色が綺麗です。対象を映えさせるために綺麗な色を使っているというより、綺麗な色そのものを見せるためのようです。もちろん対象の色に忠実ではないと思われます。そんなことどうでもよいほど、色が美しいのです。その美しさにまず魅了され、そして、その対象物に引き込まれていきます。

~7/22 山種美術館

スポンサーサイト
  1. 2012/06/24(日) 12:33:04|
  2. アート
  3. | トラックバック:1
  4. | コメント:0
次のページ

プロフィール

ハチャ

Author:ハチャ
アーティスティックなものが好きな私です。

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する