ハチャの深層

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マーラー交響曲第3番:インバル(都響)

横浜インバル
 インバルが振る都響によるマーラー交響曲第3番。実はこれ2年半前にも聴いています。その時は前半の3楽章までは音の悪さが気になったのですが、今回はそれがなかったです。前回のホールは今回とは違います。
 インバルと都響の関係は長いです。それにマーラーも。インバルのマーラーは朝比奈さんのブルックナーみたいになるんじゃないかと危惧しています。しかも最近はツィクルス(全曲公演)と言っているくらいです。この日もなかなか良い出来を示していました。マーラーだからというのもありますが、特に管のハーモニーの良さが耳をひきました。大曲に欲しい重厚さはやや不足気味でしたでしょうか。第1楽章のなかでテンポがスローに感じた所、というより間延びした印象の所がありちょっと退屈さをを感じました。でも気になったところはそのくらいでした。

 第4楽章から声楽が入ります。メゾソプラノの池田香織は私は初めてだと思いますが、とても良かったです。涙を誘うビブラートありました。
 交響曲第3番はやはり第4楽章からという印象があります。インバルもそれを承知しているのでしょうか最終楽章は弦の響きは一段と良くなりました。マーラーの十八番と言うべきでしょうか、そんな旋律が続きます。そして抑揚のついた荘厳さを感じる終わり。お客さんはブラボー連発でした。私は席が悪かったせいか、感想としては「まあまずまず」でした。席のせいでないとすると、いくらインバルとはいえ都響の限界でしょうか。満足度を補うために帰ってからアバドが振る、ルツェルン音楽祭管弦楽団の同曲を聴きました。

2012.10.27 横浜みなとみらいホール
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  1. 2012/10/28(日) 20:36:16|
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