ハチャの深層

ハチャ独自の視点で ワイン、食、音楽、アート等を レビュ 。 

ゲイリー・バートン カルテット(Blue Note)

サンチェス


 ゲイリー・バートンカルテットを聴きにブルー・ノートへ行く。ゲイリーバートンカルテットとは言ってもギターがパット・メセニー、ベースがスティーヴ・スワロー、ドラムがアントニオ・サンチェスである。4人とも有名らしいが、私はバートン以外はメセニーくらいであとの2人は名前は聞いたことがある程度でした。

 クラブクワトロにビル・ブラッフォード(Ds)を聴きに行ったはずなのに、ずっとジャンゴ・ベイツ(Key)を聴いていたというようなことが数年前にありました。もちろん、ブラッフォードのドラムは長年聴きなれているので意識しなくても耳に入って来ます。一緒に行った音楽聴き仲間も私と同じでした。それほどジャンゴ・ベイツのキーボードは衝撃的でした。

 今回のアントニオ・サンチェスがそうでした。バートンとメセニーは長年聴いているというのもありすが、サンチェスのドラムはスリリングで圧倒的でした。
 とにかく、まじめに叩いています。真剣にと言った方がよいでしょうか。叩くタイミング、立ち上がりや強弱、そしてコンビネーションなど、これらはどんなドラマーでも意識するでしょうが、サンチェスのドラムを聴くと他のドラマーが意識していないのではないかと思えるほどです。それほど、サンチェスのドラマは精緻でした。だから、顔が真剣だったのです。サンチェスのドラムはいわゆる派手さで聴かせるのではありません。そのドラミングは無駄な音がありません。それは遊びや余裕が無いということで、さらに隙間さえ無くとても知的です。練習ではなく修行という言葉を彷彿します。もうとにかく圧倒されてしまいました。音楽聴き仲間にこのことを話したら、メセニーが惚れ込んだドラマーだということで、最近は一緒に活動をしているとのことでした。

 拍手からするとみんなはメセニー(1)とバートン(2)そして、スワロー(3)を聴いているようでした。それがちょっと寂しかったです。

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  1. 2006/06/03(土) 11:23:53|
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