ハチャの深層

ハチャ独自の視点で ワイン、食、音楽、アート等を レビュ 。 

五反田オハラス

オハラス


 五反田にある仏料理店のオハラスを午餐で訪問しました。
地下なのにそれを感じさせない明るい室内。テーブル間隔が割りとゆったりしており雰囲気はなかなか良い。給仕はきびきびしており、見事な接客を繰り広げる。デジュネは¥3000、¥5000、¥7000のプリフィックス。¥5000を選択し前菜(6種)、スープ(3種)、主菜(7種)の中から選ぶ。

【前菜】
温製野菜のフォンダン タプナード添え
外側から茄子、ズッキーニ、エシャロット、トマトの順に並んだフォンダン。タプナードが脇に添えられており、それを付けながら頂く。たっぷりの野菜を純粋に楽しむ皿。

【スープ】
羊蹄山麓 京極町産 人参のスープ
てっきり温製と思ったら冷製でした。人参のスープというのは人参単独ではなかなか美味しくできないのですがこれは見事成立でした。たぶんフォン、ブロードを足しているのでしょう。それとも羊蹄山麓の人参は凄いのでしょうか。もちろんシェフが以前北海道で長年店を構えていたこともあり羊蹄山麓産なのでしょうが。

【主菜】
ドンブ産 鶉の直火網焼き ポルチーニ茸のリゾット添え
鶉は一匹開いたまま直火で焼いた料理で下にリゾットが敷いてあります。見た目はダイナミックですが火の入り具合など見事な出来栄えでした。

【デセール】
一種類のみで洋ナシのコンポート キャラメルソース

【お茶】
エスプレッソか紅茶のみ

グラスの赤ワインは2001年のコート・デュ・ローヌ ボーカステルのみで¥800

 素材の良さを前面に出したシンプルな料理というのが印象です。質の良いものを徹底的に選んでその良さに依存するというのではありません。素材はそれぞれ良いのだからそれを打ち消してしまうような手法はせずに、素材の良さを前面に出す手法を駆使してると言えばわかるでしょうか。ちょっと変な表現ですが小原シェフの料理、大きいなあと思いました。包容力のあるような。

 我々を魅了する料理というのはいろいろなタイプがあるなとつくづく思います。例えばそれは、はらはらするようなギリギリの味加減、いくつも素材や味を重ねて別物に化ける、この3種の組み合わせでどうしてこんなものができる?みたいなマジシャン張りの料理。それに対して小原シェフの料理は自然体でおおらかで、それでいてきちんと洗練されていて華がある。たぶんこの料理を食べて何の感動もない人たくさんいると思います。
 この店はスリリングやインパクト大好きなんだけどそれ以外はちょっと...な人は向かないと思います。

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  1. 2005/10/03(月) 00:00:45|
  2. 食(レストラン)
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