ハチャの深層

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ダフニスとクロエ(アルブレヒト)

 ラヴェルのダフニスとクロエは大好きな曲です。我が家のライブラリーではシャルル・デュトワのモントリオール交響楽団のがある。デュトワは優雅さ、華やかさ、ダイナミックさのある曲を得意としています。バレエ曲であるダフニスとクロエはまさにうってつけの曲です。一昨日サントリーホールにて読売日響、ゲルト・アルブレヒト指揮にてこの曲を聴いた。この曲はデュトワ以外には聴いたことが無いので当日のアルブレヒトの指揮はデュトワとの比較で聴くことになりました。
 ドイツ人であるアルブレヒトは私のお気に入りの指揮者のひとりです。母国の作曲家のものはとてもそつなくこなします。ラヴェルはどうかなと少し心配したのですが、すぐに杞憂とわかりました。この曲の複雑なオーケストレーションというのはうまくまとめないときれいに響かないです。でも、アルブレヒトは見事に表現していました。この曲のオーケストレーションを生で聴く気持ちよさと言ったらありません。ただ、デュトワの流麗さ、抑揚のとてもスムーズなつながりは及びませんでした。ダイナミックさがやや強調された印象でした。それは流麗さなどが控えめだったので相対的にそう感じたのだと思います。指揮のスピードもデュトワは殆ど同じだと聴いている最中はそう思っていたのですが、終わってみると演奏時間はデュトワよりも10分弱短かったようです。これには驚きました。最初から最後まで一様にテンポが速かったのでしょう。
 ブラボーの声が掛かる演奏で私自身も納得できるものでした。しかし、この曲はもっともっと魅力的に演奏できるのではないかと感じたのも事実です。やはり、この曲はラヴェルの最高傑作で本当に素晴らしい曲なのだと改めて思いました。そのこと、つまりラヴェルに感動。

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  1. 2006/10/27(金) 23:43:10|
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