ハチャの深層

ハチャ独自の視点で ワイン、食、音楽、アート等を レビュ 。 

2001年クール・ドゥ・セラン

土曜日は自宅で少し飲んで、五反田に脚を延ばす。知己と安酒を2時間ほど飲む。最後の締めにと一人で近所のビストロ深夜バーに向かう。

 店主の勧めで白にする。
勝手にブラインドで品種を探すが、さっぱり出てこない。
結構強いオレンジ(ピール)のニュアンス。こんなの知らない。
とりあえず、まずは
「シュナン・ブラン?」
「違います」と店主
「それは当たらないですよ」と店主はその品種にしてはそのキャラクターは珍しいので無理ですという言い方をする。
であれば、オレンジを除いたキャラクターで再度探す。
「シャルドネじゃないよね」
「違います」
「まさかソーヴィニオン・ブラン」
「そう」
「そりゃ無理だ」

 オレンジを除くと確かに酸のキャラクターやボディはソーヴィニオンでした。でもオレンジが強すぎるせいか、草っぽさがない。さてこのワインの驚くべきことは、暫くするとターメリックの香りが出てきたのです。特別なシャルトリューズでターメリックが香るが、ワインでは初めて。
Plume d'Ange/Les Cailloux du Paradis
PDANGE


 この後、店にいたお客2人と店主と私の4人で、ニコラ・ジョリーの2001年のクール・ドゥ・セランを飲むことになりました。このワインは勢いで飲むようなワインではないのですけど。
クールドセラン

 オレンジというよりみかん、それも熟したニュアンス。酸度が控えめなので缶詰みかんと言いたくなるのをぐっとこらえる。かぐわしい香りは凡百のワインとは一線を画す。たぶん少し閉じてはいるのだろうが、どちらかというとそういう作りであろう、能天気に発散するでなく、内に向きに幾重にも層をなす理知的な凝縮感。素晴らしいワインである。調べると貴腐が入っているらしいです。

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  1. 2006/11/05(日) 23:07:07|
  2. ワイン
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