シュナン・ブラン種で作られるロワール地方のヴーヴレイは軽い味わいの気軽に飲めるワインである。ルメール・フルニエのワインも重くは無いが、気軽というにはあまりにもどきどきさせられるワインである。ニコラ・ルナールの手が入るのは2004年までとのこと。もう飲めないならと伝説の2002年のセックを再度購入しました。
少しパイナップル、熟したりんご、青りんご、そして後から梨の香り。ドライ感がある。厚みはそれほど無いというより疎である。バランス的には厚みはそれほどいらない。酸は穏やかだが刺激部分もある。
さて、翌日は黄色が濃くなる。香りも開いて、熟したような、焼いたようなりんご、そして熟した梨の要素ばかりになる。カルヴァドスのような香り。凄いワインである。少なくとも私はこのワインのこぼれんばかりにとどめなく出る梨とりんごの香りがたまらなく好きである。うっとりして黙りこくってしまいます。
ワイン名 :Vouvray sec(2002年)
原産地呼称:Appellation Vouvray Controlee
生産者名 :Lemaire Fournier
輸入業者 :ラシーヌ
スポンサーサイト
- 2007/01/21(日) 23:29:04|
- ワイン
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0