ハチャの深層

ハチャ独自の視点で ワイン、食、音楽、アート等を レビュ 。 

ユジャ・ワン ( プロコフィエフ Pf#2 )

 先週、N響アワーでシャルル・デュトワの指揮する、プロコフィエフのカンタータが放送されていた。アレクサンドル・ネフスキーでしかも全曲であす。とても素晴らしかった。全曲放送するはずである。

 余った時間で同じ日に演奏されたプロコフィエフのピアノ・コンチェルト第二番の第四楽章を入れていた。ぼんやり聴いていたのですがこれも良かったのです、全曲聴きたいくらい良かったのです。それから程なくして、この日の全演奏が別の番組で放送されることに気づいたのです。
ようやく昨日きちんとピアノ・コンチェルトを聴くことができました。この曲をきちんと聴くのは初めてです。第一楽章から大変素晴らしいです。そして、その素晴らしい旋律を表現するピアニスト、ユジャ・ワンも素晴らしい。最近にありがちなテクニック偏重のピアニストではないです。もちろんテクニックは十分にありますが、彼女はテクニックより表現力がすこぶる素晴らしい。第一楽章終わりのカデンツァの素晴らしさといったらない。呼吸、そして瞬きするのもはばかるほどの緊張感。躍動するリズム。ダイナミックな表現力。
 一楽章が終わって聴いたことある音色ではないかとはたと気づいたのです。ユジャ・ワン!彼女の演奏は初めてではなく1月にオーチャードホールで聴いたばかりでした。このときはベートーヴェンでした。気づかなかったのは確かに情けないですが、名前や見た目で気づいたのではなく、音で気づいたのがうれしかったと言うのも事実です。

 1月のベートーヴェンの演奏は悪くなかったというか、なかなか良かったのですが、今回聴いたプロコフィエフは本当に素晴らしいものでした。特に第一、四楽章が秀逸でした。ワンの音はなんと言うか瑞々しさ、端正さ、そしてあの年齢にしては品格を感じます。

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  1. 2007/02/19(月) 00:01:41|
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