ハチャの深層

ハチャ独自の視点で ワイン、食、音楽、アート等を レビュ 。 

ザ・ホワイトハウス4(原題:The West Wing 4)

 残念ながらザ・ホワイトハウスというドラマにはまっています。その名の通りアメリカ大統領とその側近達の日常的な物語です。もちろん一般市民にとってみればそこで繰り広げられる毎日はまさに劇的なことの連続です。大統領が関与、知っておくべきことの多さ、多忙さを表すために特に第4シーズンはほぼ登場人物分の数だけあろうかと思われるストーリーが同時進行で進んでいます。普通の番組は少数の主人公というのが設定されており、基本的に主人公の視点でストーリーが展開します。しかし、この番組は主人公はその回毎、同じ回でも時々刻々と変わって行くのがその特徴です。これはあたかもロールプレーイングゲームのようです。あるサブストーリーがばっさり終わってしまう。決着が着いたと思っていた過去のサブストーリーが3話越しに再び始まりメインストーリーに流れ込んだり。メイン、サブのストーリーがいつのまにか逆転したりで番組の視点を大統領や補佐官など特定の人に固定させないとてもダイナミックな展開です。観るほうは始まったら最後まで気が抜けないです。会話のセンテンスは極端に洗練されており短く、しかも早口です。敢えて言及しない部分は展開されているメインストーリーの過去のシーン、もしくはサブストーリーと素早く結びつけて補うなど、少なくとも私はついて行くのはかなり苦しいです。製作者のアーロンソーキンはついて行ける人がついて行ける分だけ楽しめれば良いという考えなのでしょう。逆説的にいうと100%ついて行けなくともついていけた分だけは楽しめます。さて第1シーズンから第3シーズンはどちらかというとメインストーリーで魅せていたのですが第4シーズンはシーンで魅せる傾向になりました。アーロンソーキンもこの魅せるシーンは意識しているようで、ここぞというシーンには見事にはまった言葉が誂えられています。それは事前にそれに至る展開をそれとなく自然に用意しているので強引さは感じられません。蛇行を繰り返した川が突然滝に至り落ちるかのようです。視聴者は滝壷に落ちる言葉やその時の主人公の表情を頭や心に響かせるだけです。1時間(実質45分)番組なのですがこの2、3のシーンを観たらそれで満足するほどです。もちろんそれに至る過程をしっかり描いているからこそですが。
 毎日息つく暇もなくドラスティックに働き成果を上げている側近たちを見ていると、私も明日はちょっとドラスティックに頑張ってみるかという気になります。
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  1. 2005/10/19(水) 23:44:03|
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  1. 2005/10/21(金) 07:08:21 |
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