
目白にてバ・ロック音楽祭なるものが開催されていることを去年知りました。目白に点在する教会などの建築物でコンサートを開くと言うものです。しかも3週間と長い期間です。どうせならと最も素敵な建物も観たいからと、6/1のオープニングコンサートにしました。場所は東京カテドラル聖マリア大聖堂。因みにこの建物のデザインは丹下健三です。ただ残念なことに改修中で建物の外観は見れませんでした。
演目はモンテヴェルディ聖母マリアの夕べの祈りでグレゴリア聖歌を交えながら教会の典礼がつづられます。教会はコンクリートの打ちっぱなしですが、どこも曲線、特に正面は上に行くにしたがって狭くなっていく形状。変な反響はなく、とても良い自然な反響がかかっていました。曲も良いのですが、やはり場所の威力が大きいです。まず教会の椅子が良いです。そして、もちろん教会内部が醸し出す雰囲気。このような雰囲気の中で聴く音楽は素敵です。正面天井から聖霊が舞い降り、そして、天井には合唱の温かき肉声が立ち上る。そんな感じです。
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- 2007/06/02(土) 18:46:08|
- 音楽
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