ハチャの深層

ハチャ独自の視点で ワイン、食、音楽、アート等を レビュ 。 

光明院(重森三玲)

 もう随分前の話なのですが「K」なる知り合いがいました。あるとき京都出身と聞いていたので恐らくは知っていると思い訊ねたのです。
「おKさん、重森三玲って知ってます?」
「重森?三玲せんせ?知ってますわよ。だって私の先生ですもの」
 聞かれたほうもびっくりだろうが、聞いたほうもびっくりである。
 重森三玲とは昭和の庭作家である。最近こそシャープの液晶テレビコマーシャルなどで知名度はそれなりにあるのではないでしょうか。三玲の作品は東福寺に多い。東福寺本坊の庭は京都を訪れたときは必ずと言って良いほど訊ねる。この庭は枯山水で石の配置がとても見事である。さて今回はこのほかに東福寺の塔頭である光明院を初めて訪れました。
光明院

 この庭も三玲の作品である。石の配置が見事である。本坊の石の配置は落ち着いた感じがあるが、こちらのほうは緊張感がある。数が多くしかも庭全体を占めるせいもあるがバランス感覚が凄い。デザインで言えば全くモダンな庭である。にもかかわらず時間を感じさせる苔。このアンバランス感に混乱してしまいます。もう一つ言えば石の数が多いので止むを得ないのですが正面だけを生かしていることへの少しばかりの違和感があります。石は自然のものなので見栄えがするほうを正面にします。見る場所が限られているのであれば良いのでしょうが、この庭は左側からも眺めることが出来ます。このときの石の姿がちょっと残念です。石の数が多いのでしょうがないのですが...というより左から観るんじゃなかったのですね。

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  1. 2007/08/21(火) 00:19:34|
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