ハチャの深層

ハチャ独自の視点で ワイン、食、音楽、アート等を レビュ 。 

モンドヴィーノ(ワインの世界)

mondovino


昨日(10/29)から映画モンドヴィーノが公開されました。
映画の内容はワインに関わる人々を訪ねて現在のワインについてインタビューすると言うドキュメンタリー形式のものです。インタビュー相手は生産者(A.ギベール、H.モンティーユ、R.モンダヴィ)、ワインコンサルタント(M.ロラン)、ワイン評論家(R.パーカー、スペクテーター)などです。家庭用(?)ビデオでの撮影にて画質はあまり良くありません。相手と歩きながらなど手でカメラを持っての撮影は画面が揺れて観るのが辛いときもありますが、そのぶんリアルな雰囲気は出ていると思います。質問に答えるというより、ワインについて自ら語るという感じです。製作者が描きたい(?)のは現在のワインの在り方について是非を問いたいということでしょうか。

1.ワインは人間が作るものではなくぶどうが自然とワインになるべき。人間はその過程で最低限の手助けをする。こうやって自然に作ったワインにはその土地の性格(テロワール)が反映される。そうやって作ったワインは美味しいのかどうかではない、そこにはワインの個性が反映されるのだ。これが伝統的なワインの作り方。

2.世界中で品質の良いワインができたほうが良い。熟成させなくともすぐ飲めるワインを市場が求めている。そういうことを実現するためには優れたコンサルタント、醸造家(資本力のあるワイナリー(?))が必要。美味しいワインとは評論家が決めたワインで価格はそれに順ずるもの。これが進めば結果的には世界中のワインが画一的になるがそれは...

基本的には上記の対立するふたつの意見について、出演者がどちらかの立場で語っているのが映画の主要な流れです。

まさにここ数年私の頭の中で議論してきたことが映画のなかで繰り広げられました。どちらが正しいかどうかは問題にならないのでしょう。消費者はどちらを選択するのかというのが問題なだけです。

映画監督はどちらが良いとは言っていません。ただ、最初と最後にギベールを持ってきたことを私は見逃しませんでした。




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  1. 2005/10/30(日) 17:29:09|
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