ハチャの深層

ハチャ独自の視点で ワイン、食、音楽、アート等を レビュ 。 

仙(出光美術館)

仙

 自分の携帯電話のメモ、機会があったら行くところのカテゴリに聖福寺というのがありました。随分前にメモったのでこの寺で何を見るべきなのかも分からない状態でした。
 これは偶然なのですが「博多の仙さん」と呼ばれる臨済宗の名僧の仙を知って聖福寺に紐付きました。仙は博多聖福寺の第123世の住職を務めたとのことでした。その仙が数多くの禅画を描いたことで有名なのです。その展覧会が丸の内の出光美術館で今日まで開かれていました。
 禅画は見る者に問いかけるものが多いです。
 例えば「坐禅蛙画賛」坐禅はしさえすればよいのではなく、悟りをひらくためにするのである。しさえすれば悟りがひらけるのであればいつも坐禅をしている蛙は悟りをひらいているであろう。
 また、「指月布袋画賛」はひげ面の男が月を指差した絵であるが、月は悟りでそれを指す指は経典。指を見ていても悟りの境地には達しない。経典は目的ではなく手段であるということでしょうか。いずれも皮肉っぽい言い方ではあるのですが本質をついています。そして、その画はユーモラスであるから余計痛烈に感じます。
 仙は「画無法」つまり仙の絵には決まった画法はないという精神で描かれています。それは本当に自由奔放で素敵です。画を見て書き手の人となりを感じるような感じです。聖福寺に行くべきとメモった理由は未だに不明ですが、少なくとも理由がひとつ追加されたようです。
スポンサーサイト
  1. 2007/10/28(日) 18:18:13|
  2. アート
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<河合玉堂展(山種美術館) | ホーム | 都バスでPASMO>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://mwzelda.blog22.fc2.com/tb.php/278-710b9120
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

ハチャ

Author:ハチャ
アーティスティックなものが好きな私です。

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する