ハチャの深層

ハチャ独自の視点で ワイン、食、音楽、アート等を レビュ 。 

東京JAZZ(2007)

 9月に開催された東京JAZZのもようが先日NHKで放送されていました。出演しているミュージシャンは相変わらずです。相変わらずというのは毎年出演しているという意味ではなく、昔からの顔馴染みという意味です。ジャズフェスティバルがミュージシャンと観客の、そしてミュージシャン同士の同窓会的なものになっているというのはジャズというジャンルが勢いを無くしてしまったということを表しているようでちょっと悲しいです。上原ひろみなど新しいアーティストは時折は出てはいますが、ジャズというのはなかなか新しいものが発生しないという事実もそれを裏付けているようです。
 今回の出演者でリー・リトナー、ボブ・ジェームス、ジョー・サンプルの枯れ方がちょっと印象的でした。いろんな音楽ジャンルのなかでジャズというのは枯れた味わいが出易いのは音楽の幅の広さゆえでしょうか。キャプテン・フィンガーと言われた早弾きリトナーの姿はありません。そして、独特の甘さを感じる中にクリスプなメロディーを織り交ぜたサンプルのキーボード、洗練をぎりぎりまで追い込んだジェームスのキーボードタッチはありません。それはそれで仕方のないことです。誰しも変わることを否定できないのですし、いろんな変りかたがあって良いのだと思います。
 さて、最も素晴らしい演奏はソウル・バップ・バンドでした。ランディー・ブレッカー(tp)、ビル・エヴァンス(sax)、ハイラム・ブロック(g)、クリス・ミン・ドーキー(b)、ロドニー・ホームズ(ds)のフュージョン、ファンク、ジャズ、バップを融合させたソウル・バプ・バンド。みんなよい年頃ですが、彼らは枯れとは無縁の演奏でした。
 枯れるのはいけないことではないと思います。でも、魅力に繋がらない枯れは魅せるものではないのは事実だと思います。あー枯れー味。
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  1. 2007/11/07(水) 00:20:16|
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