ハチャの深層

ハチャ独自の視点で ワイン、食、音楽、アート等を レビュ 。 

フランス料理 軽さのテクニック ( 山口浩 )

軽さのテクニック

 フランスのラ・コート・ドールのベルナール・ロワゾーの本、フランス料理のおいしいコツ事典を書店で立ち読みしたのは5年ほど前でしたでしょうか。いわゆる一般的なコツではなく、自らの経験によるコツがロワゾーの言葉で書かれており、いたく感動したことを覚えています。その時は荷物になるからと後で購入しようと思ったのです。それが失敗でした。本は廃版、本人も自殺。その後図書館に見つけましたが、この手の本は手元に置いて必要な時に見たいものです。

 この本への思いは募ったのですが、去年の暮にロワゾーの意思を継ぐ日本人シェフの料理本を見つけました。

フランス料理 軽さのテクニック 山口浩

 実は図書館に何気なく料理のコーナーおもむき、タイトルと表紙の写真で手に取りました。中身を読んでラ・コート・ドールでロワゾーに学んだことを知りました。そして、山口はラ・コート・ドールの日本支店(神戸)のシェフに。残念ながらこの店は阪神淡路大震災の影響で閉店したとのこと。

 料理本は完全にプロ向きのものです。レシピもきちんと書かれています。そして、何よりロワゾーの水の料理の思想が、分量と作り方、何故そうするのかを織り交ぜて具体的に表現されていることが何より良いです。私はプロではないのでこの本に登場する殆どの料理は作らないでしょう。でも思想が見えるというのは本当に素敵です。もし、その思想に好感が持てるものなら特にです。レシピだけたくさん載っていても作りたいと思えない料理本はたくさんあります。この本は作れないレシピがたくさん載っているのですが、行間の思想に則って自分のレシピで作りたいと思える本です。


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  1. 2008/01/29(火) 00:13:02|
  2. 食(その他)
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

ハチャさん、おひさしぶりです。
いつもブログを拝見しています。
プロの料理人の方と思い込んでいたので、ちょっとおどろきました。
私も、料理の本を読むのが好きです。
料理の本からは、アイディアやヒントを得たり、より感謝して美味しく料理をいただくことができます。
それと、プロの心意気のようなものが伝わってくるので好きです。
ハチャさんのお料理、どれも美味しそうです。
また、紹介してくださるのを楽しみにしています。
  1. 2008/01/29(火) 20:06:32 |
  2. URL |
  3. ute #-
  4. [ 編集]

uteさん
 本当にお久しぶりですね。別に狙って書くわけではありませんが、uteさんに受けそうな記事をアップしても反応が無いのでてっきりいらっしてないと思っていました。
 プロの料理人ではありません。そればかりか、私のブログのテーマについてどれも趣味のものです。よくばりなもので4つも自分に課していますが、実はこの感覚が本当のテーマなのです。この話はまたいつかお話しできたらということで。でも、uteさんはきっとわかっているのでは。
 料理の紹介は構いませんが、レシピってのせないんですがそれでもよいのでしょうか。レシピまで紹介するのは大変です。そのようなサイトを見るにつけ感心します。ではまた。
  1. 2008/01/31(木) 22:57:04 |
  2. URL |
  3. ハチャ #-
  4. [ 編集]

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