ハチャの深層

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シベリウス交響曲第2番 ( ブロムシュテット )

 NHK交響楽団にはその年の印象に残ったコンサートの聴衆からの投票があります。確か、一昨年、デュトワのファウストの劫罰を4月に聴いた時には今年の最高のパフォーマンスになるのではと思いました。しかし、結果は違いました。記憶は定かではありませんが、ノリントン、ブロムシュテット、の次だったような。
 ノリントンが凄かったのは私も認めますし、1位も納得できます。しかし、ブロムシュテットに負けてしまうのが意外でした。しかも、ブロムシュテットは1月公演。その年の投票をするには不利な条件を見事に跳ね返しています。実はブロムシュテットは生では聴いていませんでしたので是非聴きたかったのです。その評価の高さを確認するためにも。

 精緻な音です。見事で時折恍惚とするようなハーモニー。音は特に大きいわけではなく、熱いわけでもなく素直に響くのですが、濃密な印象を受けます。もちろん押しつけがましいこともありません。精巧な機械を思わせる、正確なピッチは気持ちよささえ感じます。N響上手いなあなんて思いました。とにかくブロムシュテットは端正さを感じる音です。しかも、このタイプの音で感動させるというのが凄いです。熱い音は人の心を揺り動かしやすいですが、端正さは人の心を落ち着かせるものです。
 本当に素晴らしい演奏で多くのブラーボが発せられました。確かに私はこの日ブロムシュテットの評価の高さを確認したのかも知れません。しかし、彼の本当の凄さをまだ十分に理解していないかもしれないと思ったことも事実です。

交響詩「4つの伝説」作品22から「トゥオネラの白鳥」
交響詩「タピオラ」
交響曲第2番
以上、シベリウス

1/19 NHKホール
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  1. 2008/01/20(日) 13:29:24|
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