ハチャの深層

ハチャ独自の視点で ワイン、食、音楽、アート等を レビュ 。 

コルクでないコルク

 ワインにとってのコルクの問題は割と大きなことです。一般の人には馴染みがないでしょうが、質の高いコルクというのは需要に対して供給が追いつかないのです。また、品質不良コルクのせいでワインが稀に劣化することがあります。この解決方法は何か?
 ひとつにはオーストラリア、ニュージーランド、アメリカなどに見られるスクリューキャップです。スクリューキャップで熟成するのか?という批判があります。スクリューキャップというと炭酸飲料水の簡単な構造のものを想像するでしょうが、熟成まで考慮した構造を試行錯誤で完成させることはできるのではないでしょうか。
 もうひとつの解決策はコルク素材ではないコルクです。イタリアワインなどで時折、木でないコルクを見かけます。瓶の内側にぴったり密着していることが多いのでソムリエナイフで引き抜くのがつらいことがあります。でも品質に対してのリスクがほぼないのでと手が痛いのを我慢します。さて、ヴィニョーブル・ギョームのこのコルクはなかなか本格的です。
コルクヴィニョ1

 キャップシールを外したときは驚きました。この輪っかの内側にスクリューを入れろということ?という感じです。ヴィニョーブル・ギョームはフラジェ・コンテのブドウの苗木業者です。ブルゴーニュの秀逸な生産者達を顧客にもつギョームはワインも、もちろん作っているのです。
コルクヴィニョ2

 ここで言いたいことは影響力のある生産者が行うこと、ということです。コルクをやめるのはDRCであるべきだ、DRCが率先してやめるべき。ワイン界では著名な人が私に対してそう言ったことがあります。DRCは今必要な分ではなくこの先無くなると困るので先の分まで買っているくらいですからコルクはやめないでしょう。でも、ギョームの影響力も大きいと思います。対消費者に対してというより、対生産者に対して。残った課題は熟成の問題なのだと思います。こればかりは時間をかけて検証するしかないのです。今度は熟成を前提とした高いレベルのギョームのワインを購入してみようと思います。使っているかどうかを確かめるためにも。
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  1. 2008/02/28(木) 00:00:04|
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