ハチャの深層

ハチャ独自の視点で ワイン、食、音楽、アート等を レビュ 。 

横浜トリエンナーレ2008(1/2) タイム・クレヴァス

 楽しみにしていた横浜トリエンナーレ。第一回から欠かさず観ています。入場券は2日券のみで¥1800です。とりあえず初日は2つの会場を巡ることにしました。面白かった作品を以下にピックアップします。

①新港ピアにて

あ=ら=わ=れ ケリス・ウィン・エヴァンスとスロビング・グリストル
横浜トリ2008ケリス

 大きな円盤のモビール。一部の円盤にはスピーカーが仕込まれています。このスピーカーはとても指向性が強いようで正面でないと音が聞こえません。モビールの周りは壁ですから音は反射します。そして、他のモビールでも音は反射。ですから、鑑賞者は突然音が現れ突然消えるさまに戸惑います。この作品は面白かったです。モビールは風を吹かして動かすとよかったのではないでしょうか。動かないであれば、鑑賞者が動くしかないです。

17マイナス1 ミケランジェロ・ピストレット
横浜トリ2008ミケランジェロ

 大きな鏡が割られています。正面の一枚を残して全て。正面の一枚の前にはハンマーが置かれています。恐らくはこのハンマーで鏡は割られたのでしょう。全て割ったのであればハンマーは必要としないですが、割られていない鏡の前にハンマーが置かれていることが何とも言えません。鏡はコの字に並べられており、お互いの像を映して独特の雰囲気を醸し出しています。鏡というのは正確に映すというのが基本的な機能なので割れたらすぐに片づけられてしまいます。だから普通は割れた鏡で像を見る機会はないのです。この機会だからとじっくり観たのですが、像の歪み具合がなかなかアーティスティックだったことに改めて気付きました。

他にもペドロ・レイエスのベイビー・マルクスなどなかなか面白い作品はありました。

③横浜赤レンガ倉庫1号館にて

私たちの生きる時代に シルバ・グプタ
横浜トリ2008シルバ

 一定のリズムで両端についた二つのマイクがシーソーのように振れています。マイクからは音が出ています。二人の若い女性がそれぞれのマイク(スピーカー)でフランス語で歌います。喋ります。
これが可笑しい。振れるスピードと歌うテンポがあっているせいなのか、それともフランス語の響き、それとも、若い女性の声のせいか。たぶんいまあげた全部が笑える要素なのでしょう。とにかく私には受けました。


廊下 ミランダ・ジュライ
横浜トリ2008廊下

廊下の目の高さに文字が書かれているパネルが左右にあり、読みながら歩きます。その言葉は歩き手の心に問いかけてくるものばかり。歩き手は考え込んでしまいます。
 本は閉じてしまえばよいのですが、廊下は読まないと先に進めないです。先に進むには読まざるをえない。これが読む人によっては辛い。
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  1. 2008/10/19(日) 21:36:53|
  2. アート
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