ハチャの深層

ハチャ独自の視点で ワイン、食、音楽、アート等を レビュ 。 

旧朝倉家住宅(代官山)

旧朝倉家住宅

 夢に出てくるときの自分の家はいつも中学生の頃に住んでいた家なのは何故だ。知人にそう言われて、自らの夢を考えてみます。すると私の夢も知人に言われた通りで10歳前後に住んでいた家なのです。きっと多くの人々が同じ経験をしているのではないかと密かに思っています。それはその頃が多感な時期で、その時に住んでいた家自体が記憶の奥底に定着しているからではないかというのが私の考えです。昔住んだ家、住んでいなくとも昔の家はいつも懐かしさを呼び起こします。
 懐かしさという感情は人を穏やかにするものです。記憶を呼び起こす引き金というのはいろいろありますが身近なものの多くは音楽と料理でしょうか。当時繰り返し聞いて口ずさんだお気に入りの曲。それから長年その味で育った母の味。それは音と味の記憶です。
 視覚という記憶は家に尽きると考えます。自分が育った家ではないけれど、育った時代を思い起こさせる民家。代官山にほど近いところに位置する旧朝倉家住宅は大正期の建物。渋谷会議所として使われていた時期もあるようですが、現在は一般に公開されています。木造2階建ての屋敷は和室が基本ですが洋間もあります。雪見障子のように上下がスライドし開閉する窓、ガラスは当時のままのようで手作り故の微かなゆがみもあります。いくつか縁側があり、そのどれもが長居を誘います。この屋敷の注目すべきは庭です。もっとも高い位置に建物があり、庭は割と大きな傾斜となっています。齢を重ねた、たくさんの木々に飛び石による階段。屋敷からの庭の眺め、庭からの屋敷の眺めともに楽しめる配置になっています。入場料が¥100と安いのがまたよいです。
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  1. 2009/05/24(日) 21:50:48|
  2. アート
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