ハチャの深層

ハチャ独自の視点で ワイン、食、音楽、アート等を レビュ 。 

アイ・ウェイウェイ展-何に因って?

アイウェイウェイ
 アイ・ウェイウェイ 名前は知らなくとも北京オリンピックの鳥の巣のメインスタジアムなら誰でも知っているでしょう。あの当時から気にはなっていたのですが、今回大規模な展覧会があると聞きつけ森美術館に行ってきました。

 いくつかの作品に笑ってしまいました。ユーモアからではなく、面白みから思わずです。

【作品名失念】
 まず一辺が1mの立方体の紫檀。表面は平らではなく、数センチ単位の大きさで滑らかなレリーフの彫りが全ての面に入っています。紫檀という硬い素材を考えると気が遠くなります。

【1トンのお茶】
 これまた一辺が1mの立方体。こちらは1トンの茶葉。1立方だと水が1トンになりますが、茶葉がどうして1トン?と思いきや、1トンになるまで圧縮したとのこと。ばかげたと言うことも出来ましょうが私には受けました。作品に使われたプーアール茶の熟成香が周りに漂っていました。

【月の箪笥】
 カリン材で作られたこの箪笥も面白かったです。箪笥が7さお縦に2mほどの間隔を空けて並んでいます。箪笥には表と裏に2箇所ずつ80cm(?)ほどの穴が開いています。この穴は表と裏で高さは同じですが横の位置が微妙にずれています。箪笥の周りを歩くと見る角度によって表と裏の円の重なりがずれて月の満ち欠けのようになります。7さおの意味はお分かりでしょう。

【中国の地図】
 古い寺院に使われていた柱を何十本か組み合わせて中国の地図を表したもの。これは1.5mの高さで、背伸びして鑑賞します。組み合わせ方は張り合わせではなくパズルを組み合わせる形です。ということは差し込んで組み立てるということ!?このような加工は手では難しいように思いますが、どうなんでしょう。

 この作品の横には直径が80cmほど、長さ3mほどの丸太。と思いきやこれも十数本の木を組み合わせで丸太を模したもの。そして、なんと中心には中国の地図の空洞が。

なんというか、現代美術というのは受ける、受けないは別にして発想すれば誰でもできると私は理解していますが、アイ・ウェイウェイの作品は発想したとしても作品まで到達できるだろうか、というものが多いという点で他の現代美術とは違う気がしました。

 この展覧会はフラッシュを焚かない、三脚を使わないなどの条件がありますが作品の撮影ができます。このような試みは喜ばしいことです。

森美術館~11/8
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  1. 2009/10/21(水) 00:01:20|
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