ハチャの深層

ハチャ独自の視点で ワイン、食、音楽、アート等を レビュ 。 

ルイス・バラガン邸をたずねる 

バラガン

 ルイス・バラガンは素晴らしい。そうあっさり言えるのにその良さを客観的に伝えるのは難しい。それは彼の作品が理論付けられ作られたというより、感覚を大切に作られているからではないかと思う。それは彼自身のこの言葉にも裏付けられるのではないでしょうか。

「私は感情的建築を信じます」

 私はバラガンは対比の人だと思います。縦と横の比率、白い壁と濃い色の木のコントラストなどに見られる濃淡、光と影の明暗の比、絵や柄を使わず原色を使っての色の対照、そして水と土。建築意匠のあらゆる要素についてとことん対比を考えているように思います。
 今回ワタリウムの企画はバラカン邸に置かれている実物を持ってきて部屋を再現すると言うもの。とにかく居心地が良いです。座れない、横たわれないのが残念でならないほどです。飾られているのは机、椅子、ベッド、調度品などです。
 建築の意匠で目立ちたければデザイナーは奇抜な意匠になってしまい住む人はちょっと我慢することが多くなります。しかし、バラガン邸は自身が住むということも一因かもしれませんが、ほっとするような、静かにしたくなるような空間です。それは使う側に立った優しいデザイン。そこには心の底から感じる寛ぎが存在します。

~1/24 ワタリウム美術館

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  1. 2009/12/16(水) 21:28:55|
  2. アート
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