ハチャの深層

ハチャ独自の視点で ワイン、食、音楽、アート等を レビュ 。 

ウィリアム・ケントリッジ 歩きながら歴史を考える そしてドローイングは動き始めた……

ケントリッジ
 ウィリアム・ケントリッジの作品の最大の特徴はこの展覧会のタイトルにあるようにドローイングが動くということでしょう。ドローイングの一部を消して書き直し1コマ撮影する。これを気が遠くなるほど繰り返し作られる動画。
 南アフリカ共和国生まれのウィリアム・ケントリッジは母国の社会状況が作品に色濃く反映されています。最初はこの動くドローイングに面白さを感じても長時間観ているうちに憂鬱な気分になってきます。それでも感覚はとても凄いと感じます。時々ウィットを忍ばせたりして、重すぎないように計算されています。

 映像作品は動くドローイングだけではなく、シルエットだけのものや、普通のモノクローム映像もあります。映像作品はひと部屋1作品の場合もありますが、大きな部屋に複数の作品の場合もあります。これがなかなか不思議な感覚を呼び起こしました。
その他で面白かったのは絵を立体的に見せる工夫をした作品です。これは2つの同じ絵を左右別々の目で見ることによって立体化させるものです。あと円筒の上から映像を投射し、円筒の側面の鏡を利用しその周りに映像を写す作品。いずれも作品が強いる鑑賞者への感覚が楽しいです。

東京国立近代美術館~2/14

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  1. 2010/01/16(土) 00:00:45|
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