ハチャの深層

ハチャ独自の視点で ワイン、食、音楽、アート等を レビュ 。 

ボルゲーゼ美術館展

ボルゲーゼ美術館
 ラファエロの「一角獣を抱く貴婦人」が観たかったから訪ねてみました。それからカラヴァッジョの「洗礼者ヨハネ」も。

 最初に展示してあったのはモザイク画2枚でした。絵具ではなくモザイクでということに感銘。学芸員(?)のかたによるとコウセキ(?)を貼っているだけで絵具による着色はないとのこと。元々石が持っている色なので経年変化が無い(?)ので鮮やかでした。

 今回ラファエロの作品は一つで一角獣を抱く貴婦人のみ。この作品は画家が20代前半のときのもので、円熟というより若々しさ、瑞々しさ、勢いを感じました。何と言ってもラファエロは素晴らしいです。驚いたことにこの作品は後世に肖像画として大きく手が加えられたとのこと。もちろん現在は修復によって本来の姿に戻っています。

 カラヴァッジョの「洗礼者ヨハネ」も良かったのです。茶系統で整えられた背景がヨハネの裸体を浮かび上がらせます。その背景も素晴らしいです。ただ、ヨハネの身体はおへそから折れているのですが、私にはバランスが悪いように感じました。おへそから下の姿に違和感がありました。

 お目当ての2人以外で良かったのはグエルチーノの放蕩息子です。アントニオ・パルマが同じテーマで展示がありましたが、わたしはグエルチーノが良かったです。グエルチーノのほうがリアリティがありましたし、飼い犬が帰ってきた息子に前足をかけて喜ぶ様は父親の内なる感情を代弁しているかのようです。

東京都美術館~4/4
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  1. 2010/02/28(日) 23:34:02|
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