ハチャの深層

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チャイコフスキー交響曲第5番:テミルカーノフ(読売日響)

 火曜に引き続きテミルカーノフの読売日響です。この日はチャイコフスキーの交響曲第5番でこの曲こそ一昨年のNHK音楽祭の演目です。
 オケのハーモニー、響きなど音に関することは火曜日の印象とそれほど変わりませんでした。曲が良いこともありますが第1楽章始まって7分で既に涙しました。恍惚の響きです。これがテミルカーノフの魔法でしょうか。弦を指で弾く箇所が2度ありますが、その音が弾力を感じ生きているようでした。第2楽章もよかったです。弦がうねるようです。空気感が違います。音がうねるというより、音を含んだ空気がうねるよう。つまりは密度が濃く感じるのでしょう。
 ただ第4楽章はそれまでの楽章と比較すると緻密さに欠けるように思いました。寸分の狂いもないハーモニーまで到達していない印象です。リハーサル不足だったのでしょうか。後半のマーチ風のところからはそれでもよくなったように思います。最後は私の右半身がビリリと大きく反応してしまいました。
 私もいろんな指揮者で読売日響を聴きましたがもっとも魅力的に鳴らす指揮者でしょう。会場でもらったプログラムの冊子に楽団員のコメントが書かれてありました。最初のリハーサルの休憩時「凄い、凄い!」を連発していたとか。やっぱり魔法の指揮だったのです。帰宅後一昨年の公演を聴き直しながら食事とワインを採りました。会場でも幸福でしたが、その日の復習をできた食事も幸福でした。

5/15 東京芸術劇場

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  1. 2010/05/16(日) 17:20:31|
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