ハチャの深層

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祝スペイン優勝 華麗なるパスサッカーの勝利

 グループリーグの初戦、スイスに負けた時はどうなることかと思いました。でも決勝戦まで7試合あり全勝して優勝なんてなかなか難しいのです。1回は負けてもよい。それが決勝トーナメントではだめだけど、グループリーグならよいではないか。そう考えました。スペインは地力があるし順調すぎて勝ち上がるより躓くなら最初のほうがよいではないかと。そして、それがその通りになりました。その後のスペインは順調に勝ち進みました。決勝トーナメントは全て1-0の完封。特に準々決勝辺りから調子も上がって準決勝のドイツ戦そして、オランダとの決勝とスペインらしい戦いでした。らしくない戦いで勝つより、負けてしまっても自分たちのプレースタイルを貫くというメンタリティに感動しました。
 パスを回して相手の守備を崩してゴールを割るというプレースタイルで頂点を極めることができるということをスペインは2008年の欧州選手権(2008/06/30記事参照)で優勝したことで証明されたと私は思いました。その時のロシアとのセミファイナル、ドイツとのファイナルはまさに華麗なるパスサッカーで、私は繰り返し録画ビデオを観たものです。しかし、参加国に南米が入っていないことにあとから気になりだしたのです。それで2年後のワールドカップで証明完了を世界へ明示してくれと願ったのです。それはスペインファンのというより、サッカーファンの願い。
 華麗なるサッカーをしても最後の最後は勝てない。それが予選は強いけど本戦ではあっけなく撃沈する無敵艦隊スペインでした。それは今回初めてベスト4(混乱期の1950年を除く)に進んだことに表れています。だからどのチームも「華麗なスタイル」へははしれません。「華麗」に実績が無いうちはそれにはしるわけにはいかないでしょうから、守備重視という現実的な戦術をとってしまいます。それでもサッカーファンは自国のチームの勝ちを願うのとは別に、華麗なるサッカーでも勝てたらという願望を叶えてくれるのをどこかで願っているのだと思います。それをようやくスペインが見せつけてくれたのです。今回スペインが優勝したことはワールドカップ優勝国が新たに増えたこと、ヨーロッパがヨーロッパ大陸以外で初めて優勝したことなどと数値的ことが取り上げられるでしょう。しかし、私から見れば優勝することでスペインは「華麗なるパスサッカーの勝利」の証明を完了したということが一番だと思います。それだけ、スペインの優勝はサッカー界に衝撃を与えたと思います。

 今回スペインは全員で勝ち取った優勝ですが特に印象に残ったのは決定力突出のビジャ、決定的ピンチに再三の好セーブのカシージャス、いつも攻めの起点となったシャビ、そしてパス、ドリブル、シュートと自在のイニエスタでしょうか。
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  1. 2010/07/12(月) 10:38:42|
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