ハチャの深層

ハチャ独自の視点で ワイン、食、音楽、アート等を レビュ 。 

チョ・ソンジン (ショパンピアノ協奏曲:N響)

 ここ数年お気に入りの若手ピアニストでは何故か女性ばかりだったのですが久しぶりに男性ピアニストが私の中でリストアップされました。いえ男性というより少年と言うべきでしょうか。そういう意味では北村朋幹以来。チョ・ソンジンは15歳。先日NHKで放送されていたNHK交響楽団でのソリストの演奏は驚きました。ショパンのコンチェルトでしたがその表現力はある意味完成されています。
 コンチェルトのいろんな場面で繊細さ、流麗さ、快活さ、詩情豊かに、ドラマチックに、などその表現力をいかんなく発揮していました。ただ、第1楽章に比べて、それに続く楽章は若干表現が落ち着いた印象でした。若いから仕方がないでしょう。経験を積むにつれて1曲通してのムラのなさを学んでいくことでしょう。

 私にとって喜ばしいのはテクニックでというよりその音楽性で聴かせるタイプです。その点も北村と同じです。それにしても若くして完成されるというのはどうなのかと思います。画家は表現スタイルを変えることが出来るでしょうが、演奏家はそうもいかないのではないでしょうか。深みを増すことが進むべき道と勝手な想像をしますが、15歳で頂に立つとそれからどうするのだろうと余計な心配をしてしまいます。燃え尽きてしまうのだけが心配なだけなのですが。

放送:2010.08.29 (2010.7.17 大阪ザ・シンフォニーホール)
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  1. 2010/08/31(火) 22:21:34|
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