ハチャの深層

ハチャ独自の視点で ワイン、食、音楽、アート等を レビュ 。 

雅楽:小野雅楽会

雅楽

 新聞の折込広告と一緒に雅楽を楽しむ会の告知チラシが入っていました。雅楽というのは普段馴染みの無いものです。NHKの番組でたまに見かけるくらいでしょうか。馴染みが無いからこそ観たくすぐに予約をしました。場所は渋谷の程近くにある国学院で行われました。
 演目としては音楽だけの「管弦」と踊りもついた「舞楽」でした。楽器は笛と打楽器と弦。笛は笙(しょう)、篳篥(ひちりき)、龍笛、高麗笛。打楽器は直径80cm程の太鼓と直径15cm程の鞨鼓(かっこ)、両方とも吊ってありました。それに鼓に似た鉦鼓(しょうこ)、弦は琵琶と筝。それに声楽が入る場合があります。
「舞楽」も楽器による演奏もあります。舞という表現からの印象どおり動作はゆったりしたものです。基本的には複数で同じ動作をします。あまり複雑な動きはせず、優雅さを感じるものです。面を付ける場合が多いようで、人間の顔に似た面です。ただし表現しているのは人間とは限らず、例えば今回であれば龍をあらわしていました。似ているかどうかは問題ではないのでしょう。
 主旋律は篳篥が担当します。笙は和音ですから、主旋律を支える楽器です。それにしていつ聴いても神秘的な音です。鼓に似た鉦鼓は現代でいうと指揮者の役割で他の楽器はこの楽器のリズムに従います。主旋律がゆっくりだからというのもあるでしょうが、太鼓を叩く、そして弦を弾くインターバルも長いです。琵琶はもったいぶっているように腕を上げ、下ろしてそして、直前で止めてから弦を弾きます。純粋に弾くための動作というより、動作そのものも様式があるようです。日本古来の音楽であるにも関わらずどことなく異国、特に大陸的な印象があります。日本は島国とは言えやはり大陸の影響を受けているということなのでしょう。

2010.11.20 国学院大学院友会主催 演奏:小野雅楽会


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  1. 2010/11/23(火) 11:43:33|
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