ハチャの深層

ハチャ独自の視点で ワイン、食、音楽、アート等を レビュ 。 

キザンの白と赤

キザン紅白


【キザンの白】
 これは甲州種のワイン。甲州種を積極的に飲むわけではないので他の甲州種ワインと比較、つまり客観的に表現することが出来ません。
このワインには柑橘系でも珍しくみかんの香りがする。どことなく感じる香ばしい香り、切立つではなく包み込むような酸、そして適度な果実味のボリューム感。

【キザンの赤】
 プラム、シナモンのような香辛料の香り、そしてコショウのスパイシーさを感じる。酸度、果実味、タンニンともに程よい。


 飲みつけない類のワインを飲んでも混乱するのが落ちである。だから私はキザンのワインを時間、数日をかけて飲んだのです。

 白ワインと言うのは酸が強いと締まりを感じて飲み心地が良いものである。でもキザンの白は柑橘系ではやはりみかんである。みかんはオレンジより酸は穏やかに感じる。実際のPHは知らないが少なくともみかんには酸だけではない旨みのようなものをオレンジよりも感じる。同様にキザンの白に旨みもしくは旨みのようなものを感じる。そして、そのせいかキザン白は旨み主体の和食に合うように思う。和食ではないがカルボナーラにキザン白を合わせたら良かった。卵というのはなかなかワインに合わなくカルボナーラのときはいつも困るのであるがたまたま開いていたキザン白を飲んだら良かった。これには驚いた。そしてこれはキザン赤にも共通する。旨み主体の和食に合うだろう。醤油が入っていればより合うだろう。

 日本のワインはどう在るべきなのかの回答の一つがキザンの赤白であろう。もちろんキザンの当主は分かっているはずである。それにしてもこのワイン¥1200なんて安すぎる。

後日談:
この後キザンのファミリーリザーブを飲みました。
これはメルロー(40%)、ブラッククイーン(40%)、カベルネ(20%)のセパージュです。メルローとカベルネはそれなりに飲みつけているからなのだと思いますが、ブラッククイーンだけポンと浮き出たアロマを感じました。飲みつけていない状態というのはコメントするのが難しいと思います。


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  1. 2006/01/16(月) 20:03:05|
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