ハチャの深層

ハチャ独自の視点で ワイン、食、音楽、アート等を レビュ 。 

有松 三浦絞りの浴衣

有松絞り2
 絞り染めの浴衣を誂えたいと思い名古屋の有松を訪ねました。有松駅の近くには絞りのお店が数十件、旧東海道に並んでおり当時を偲ばせる街並みが残ってとても趣きがあります。有松の絞りの種類は80種類はあると言われ江戸時代以降、日本の絞りの多くを有松で生産されていました。しかし、人件費の高騰や後継者不足で伝統の途絶が懸念され絞りの括りの工程を人件費の安い海外で行うことになったそうです。最初は韓国、それから中国、ベトナム、カンボジアなど。最近は日本に戻る気配もあるようです。年金をもらっている年齢層の人たちが海外から技術を教えてもらっているとのこと。生活の足しもあるでしょうが、まずは技術伝承のためなのでしょう。括りを行う国が変わるのはやはり人件費の高騰のせいです。ならば日本に戻らずに労賃が安い国を求めれば良いように思いますが現実はそうはいかないそうです。括りは細かい手作業なので器用さが求められます。有松レベルの括りをこなせるのはアジア民族なのだそうです。その中でも中国の東海岸、恐らくは漢民族の女性たちが特に手先が器用だとのことです。

有松絞り1
 写真は有松絞り会館で行っていた実演。1反13mもの長さを絞り終えると2m程に。これで数ヶ月かかるそうです。括りも日本で行った製品は10万円を遥かに超えるのですがそれもそのはずです。括りの作業は正座して行っており行儀がよいと感心していたのですが、実は作業台が座布団の下まで繋がっており(写真右下)体重で固定するためだそうです。


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  1. 2011/06/20(月) 23:16:54|
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