ハチャの深層

ハチャ独自の視点で ワイン、食、音楽、アート等を レビュ 。 

フレンチ・ウィンドウ展 デュシャン賞にみるフランス現代美術の最前線

フレンチウィンドウ

 現代美術にもいろいろあります。コンセプチュアルアートは苦手ですがアイロニカルな作風のものは好きです。マルセル・デュシャンの作品は鑑賞者が混乱しその様子を作者が観てほくそ笑む感じでしょうか。そのデュシャン賞とくればきっとわたし好みのものがあると訪ねました。

【ワン・ドゥ】
 新聞のある一面をくしゃと丸めて投げ捨てたオブジェ。銅製で2m近くあり800kgとのこと。文字のアルファベットはエンボスになっている。折り目の所の文字もきちんと彫られています。
 新聞と言うのは2次元。オブジェは3次元。

【ローラン・グラッソ】
 森の中の割と広い道を進む映像が流れる。すると突然おびただしい数のコウモリが後方から背中を素通りするように前方に抜き去りはるか前方に消える。暫く歩いて折り返すとまたコウモリが後方から。これが延々繰り返されます。奇妙な感覚です。


【クロード・クロスキー】
<<フラットワールド>>
 直径数メートルの円のテーブルの上にA4程度の紙が数十枚。紙の表と裏に航空写真が印刷されています。それは地球の表と裏の土地。3次元の地球を2次元のテーブルに、そして対照地点を2次元の紙の表と裏に表現した作品。

【サーダン・アフィフ】
<<ドクロ>>
 2つの大きなスピーカ。その手前にはそれぞれ30個ほどのいろんな大きさの銀色の玉が置かれています。鑑賞者はその玉に映り込んだ自分の姿を認めます。しかし、その姿の上にはどの玉にもドクロが映っています。ドクロは天井の一見何が描かれているか分からない絵が映り込んでいるのです。これは鑑賞者が存在して完成する作品。スピーカが置かれてあるということは玉は音を表したものでしょうか。

それにしてもどの作品もちょっとひねりが利いています。

森美術館 ~2011.08.28
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  1. 2011/07/18(月) 20:52:51|
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