ハチャの深層

ハチャ独自の視点で ワイン、食、音楽、アート等を レビュ 。 

上原ひろみ ザ・トリオ・プロジェクト(東京JAZZ 2011)

 東京JAZZは今年10年目を迎えるということ。毎年欠かさずNHKの放送を観ていたのだが、会場に足を運ぶのは実は初めて。音楽フェスティバルの良さはコンサートそのものもそうだが、やはり会場回りの雰囲気である。そういう意味では東京国際フォーラムの中庭は音楽が流れとても心地よいものです。気に入ったデリを買って生ビールを流し込めれば気分はもう極上の非日常である。

 さて今回のお目当ては上原ひろみである。上原ひろみの演奏を1年に1回程聴くのだが、毎回楽しみなのは今回のアドリブはどんなだろうということ。前回のスタンリーとのときは速いパッセージに無理やりブレイクを入れるという荒業でした。今回はそういうのはなく、低音主体の延々よどみなく流れるアドリブでした。凄かったのです。音のマスというか密度を感じます。大河の中流域の流れを思い浮かべました。
 今回の上原の愉快な仲間たち(上原自身の表現)はアンソニー・ジャクソン、サイモン・フィリップス。2人とも相変わらずでした。スタンリーの時も感じましたが年齢を感じさせないスリリングな演奏でした。今回上原の視線の先にあるのはドラムのサイモン・フィリップスでした。各曲の終わり方の唐突で切れの良さはあきれるばかりです。上原は次から次へと世界のトップアーティストと共演していますが、それを見て「彼女は幸せだ」という見方、それは一般的に思われることでしょう。しかし、私はこうも思うのです。共演する世界のトップアーティストも彼女と一緒に演奏できることに幸せを感じているはずだと。それを裏付けるようにアンソニーがそんなこと言ってました。「ひろみは今までで共演したプレーヤーの中で10本の指に入る。」実はこう言う前に「ひろみ、ちょっと耳をふさいでてくれ。」と言ったそうです。それにしても、上原は次には誰と共演するんだろう。

9/3 東京国際フォーラム ホールA
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  1. 2011/09/05(月) 00:53:28|
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