ハチャの深層

ハチャ独自の視点で ワイン、食、音楽、アート等を レビュ 。 

長谷川等伯の松林図屏風

東博




 上野の東京国立博物館の本館の2室は一作品のみ展示室です。作品はひと月毎に展示替えされますが、1/29までcと聞きつけ行って来ました。
 照明を落とし気味の展示室を入るとぽあんと浮かぶように松林が現われます。まさに幽玄の世界で吸い込まれるようです。六曲一双とかなり大きなものですので難なく絵の中の世界に入り込めます。墨で描かれていますが濃い松と淡い松の二つで表現されていました。よく見ると左隻右端上方に山の頂も描かれています。なんとも素晴らしい空気感です。

 ついでに本館の日本美術を観たのですが蒔絵が施された囲碁、将棋、双六が展示されていました。驚いたのは双六でバックギャモンと全く同じでした。確かにバックギャモンは西洋双六と言われています。目の数、駒の数、サイコロは2個で、サイコロを振るときに入れるケースまでありました。バックギャモンと同じという表現は金木犀の匂いを嗅いでトイレの臭いと言うのと同じです。オリジナルを知らない怖さとはまさにこのことです。

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  1. 2006/01/23(月) 21:37:38|
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