ハチャの深層

ハチャ独自の視点で ワイン、食、音楽、アート等を レビュ 。 

ショスタコーヴィチ 交響曲第10番 レナード・スラットキン(N響)

 最初から最後まで全体を通して感じるのは響きのある種の完璧さです。それをやってのけたのはアメリカ人指揮者のレナード・スラットキンによるN響の演奏。

第1楽章:張りのある音、弦は切るように弾き、響きは一糸乱れません。打楽器、その音は鈍重ではなく歴史の重みと言うニュアンスを湛え、乾ききった歯切れの良さも併せ持つ。
第2楽章:うねるようなドライブ感。そのうねりに巻き込まれる。
第3楽章:リリカルで詩情豊かな響き。
第4楽章:抑制の利いたダイナミックさ。そして曲の終わりかけでしかけたスリリングさにゾクッとさせられる。

 ショスタコーヴィチがこんなに素敵に聴こえるなんて不思議です。それは作曲家の思い、意図とは違ってどちらかというと純粋に音符を追い、そして速く演奏しているからではないかと思います。それがこの作曲家のとっつきにくさを排しているのではないかと思います。それはそれでひとつの解釈なのでしょう。

2012.1.18 サントリーホール 2012.3.11 NHK BS放送
スポンサーサイト
  1. 2012/03/16(金) 20:03:34|
  2. 音楽
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<ドメーヌ・ラ・クロワ・サントゥーラリー サン・シニアン | ホーム | トカイ・フルミント・ドライ・マンデュラス>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://mwzelda.blog22.fc2.com/tb.php/625-4a32f899
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

ハチャ

Author:ハチャ
アーティスティックなものが好きな私です。

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する