ハチャの深層

ハチャ独自の視点で ワイン、食、音楽、アート等を レビュ 。 

パンクの修理

 免許取りたての初心者の知人からパンクしたとの電話がありました。知人とは翌々日に会う約束になっていました。会って直ぐにパンクの修理というのも面食らうだろうから心の準備のために電話したと笑っていました。知人はパンクしたあと近くの駅に向かい直ぐに電車に乗り社員旅行に合流したとのことでした。合流後落ち着いたところでの電話でした。
 JAFにも入っていない初心者がパンクの修理というのも心細いでしょうから、旅行から帰った日に人と会うというその出発の日にパンクというのは実にタイミングが良いとも言えます。

 電話を切った後、私はその車がタダ同然で知人の紹介で手に入れたと聞いていたので、本来あるべきものがない可能性があることを心配だった。きちんと空気の入ったスペアタイヤ、ジャッキー、タイヤを固定してあるナットを外すスパナなどです。杞憂であればよいのでしょうけど。

 さて予定通りの待ち合わせで知人とは会いました。恐る恐るトランクを開けました。スペアタイヤの空気は確り入っていましジャッキーもありました。でも何故だかジャッキーを回す棒がありませんでした。致命的なのはスパナがないことでした。トランク内を散々探して無いことを確認すると、打開策検討に取り掛かりました。

 仕事柄問題解決に頭を使っているだけに日常生活のトラブルにもそれなりに役立ちます。

 殆どの問題は15分考えれば解決できるというのが持論ですのでここいらで証明しなければなりません。勿論自分に対してです。

 こういう工具類はどの車だって同じ、つまり互換性があるのですから駐車した場所の車所有の近所に駆け込んで貸してもらえばなんとかなります。でも顔見知りの隣ならともかく、通りがかりの他人というのがどうしても引っ掛かりました。知人の自宅まで歩いて20分くらいでしたから一旦戻って隣の家の車から借りるというのも考えましたが、隣が在宅なのかどうか、車を直ぐに使わないかどうかも分かりません。
 誰かしらに迷惑をかける案は出来れば採用したくないとの思いがふたりともありました。そこでひねりだしたのがタクシーでした。工具を借りてパンクの修理が終わるまでメーターを回してもらうということを考えついたのです。これならタクシーの運転手もお金が入り、そう迷惑ではないでしょう。この案にはお互いに納得して即実行しました。

 結局駅の乗降客待ちのタクシーに工具を頼み、修理は15分ほどで終わりました。¥690の請求に声にこそ出さなかったですがふたりとも「安すぎじゃない!」。結局おつりは取って置いて、となりました。

 パンクし工具が無く窮地に追い込まれて、最終的には気分が良くなるというのはなかなか難しいことです。それだけで私は納得し満足していたのですが、驚いたことに知人はこう切り出しました。

「タクシーって使えるじゃない?」
「なんのこと?」
「困ったことがあったら、タクシーに助けを頼むのよ。メーター回しておいていいからって」
「なに言ってんの?」

 タクシーを乗るためではなく便利屋として使おうというのです。この発想にはさすがの私もたまげました。

 どう見ても自動車の運転席から出たのに、タクシーを呼び止めるように手を上げる人をみてタクシーの運転手は果たして止まってくれるでしょうか。やれやれ。
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  1. 2006/02/04(土) 00:10:26|
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