ハチャの深層

ハチャ独自の視点で ワイン、食、音楽、アート等を レビュ 。 

古谷蒼韻展(米寿記念)

古谷蒼韻
 書道は7歳の頃に習ったことがあるせいで楷書はそこそこ書くことが出来ます。しかし、それ以降の行書、草書は全然だめです。習っていないし練習もしていないのでしかたないです。書に興味はありますがその世界の知識はありません。最近はちょっとだけ篆刻をしたりする程度。石飛博光の本を買いつつもそれっきり。
 そんなですから古谷蒼韻という名前も知りませんでした。でも凄いのは見ればわかります。日本橋高島屋で米寿を記念しての展覧会が開催されていましたので観てきました。
 私は書について門外漢です。でもうまい下手は見れば、感じるものがありわかります。誤解を恐れずに言うと古谷蒼韻は上手い下手を超えている人のようです。いえ、本人の意識としてそうであろうと言うのが感じられます。つまり上手く書こうという意識を無くそうとしているのではないかと。では一見下手に見える個性的な書なのかというとそうではありません。観る人によっては個性は感じるのかも知れません。しかし、少なくともそこには作為が見えません。もちろんある程度の計算はあるのかも知れませんがそれが見えないです。
 いろんな書体の作品が展示されていました。臨書の展示もありその中で私だけが受けたのかも知れませんが息を飲むほど凄いものがありました。しかし、古谷にとっては臨書は臨書でそのままの書体で作品を書くことはないのでしょう。古典を徹底的に吸収し、それを生かして自由に書く。型を徹底的に吸収し型にはまらない自由を手に入れるのでしょうか。凄すぎる境地です。

~2012.10.16日本橋高島屋

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  1. 2012/10/11(木) 20:30:12|
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