ハチャの深層

ハチャ独自の視点で ワイン、食、音楽、アート等を レビュ 。 

尊厳の芸術

尊厳の芸術1
 上野の芸大美術館で「尊厳の芸術展」が開催されています。これは第二次大戦時、日系アメリカ人が強制収容所に入れられた際にそこで作られたものです。収容所には手荷物しか持ち込むことが出来なかったため、必要なものは収容所の中で作るしかなかったのです。椅子、テーブル、タンスなどの家具や娯楽用のチェス、花札、そして、それらを作るハサミやナイフなどの道具まで作ったのです。材料は基本的に廃材です。
 この展覧会は写真撮影は許可されていました。


チェスボード
尊厳の芸術2
ぱっと見は既製品に見えます。ポーンの丸みなど綺麗に仕上げられていました。

これは硯ですが、蛙の腹で擦るというユーモア溢れる作品です。これには参りました。
尊厳の芸術3

 どの作品も芸術性が高い低いという感覚より、収容所と言う環境の中でよくこんなもの作れたものだという印象が強く感じられました。アメリカでの展覧会名は The Art of Gamanです。日本人からすれば、尊厳、矜持、誇りでしょうが、アメリカ人からすると我慢がその前に見えるのでしょう。日本人は今そこにあるもので楽しむことにたけた才能があるからできたのかも知れません。

東京藝術大学美術館~2012.12.09
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  1. 2012/11/23(金) 19:00:44|
  2. アート
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