ハチャの深層

ハチャ独自の視点で ワイン、食、音楽、アート等を レビュ 。 

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2013(5/4)

フォーレ「夜想曲」全曲演奏(2/2)

 フォーレの夜想曲を全曲演奏する企画ですが、長いので前半と後半に分かれます。私が聴いたのは後半。演奏はジャン・クロード・ベヌティエ。フォーレのコンクールに優勝の経験があるとのこと。
 フォーレの作品を聴くと深さを感じます。密度の濃い深遠なる世界で魂が時折反応するかのようです。そして厳かな雰囲気があります。華やかさを感じることがあまりないのはやはり軽さを感じないからなのだろう。
 この日のベヌティエの演奏はフォーレのこの曲調を引き出すような印象でした。一音一音と慎重に弾くが如し。フォーレのコンクールで優勝する位ですからかなり弾いているわけで、そのせいと言うよりは年齢を重ね解したものが演奏に出ていると思いました。曲も求めているわけではないのですが、派手さがないだけに深みや重みなどを表現するのはそう簡単ではないのだと思います。どうもフォーレの夜想曲はルオーの絵を彷彿してしまいます。別に宗教っぽいというわけではなく精神性を感じさせるという意味です。

フォーレ:夜想曲第7番~第13番
東京国際フォーラム B5 5/4 18:15-


イベリア全曲(1/2)

 アルベニスのイベリアの全曲演奏です。これは前半を聴きました。演奏はルイス・フェルナンド・ペレス。まず思ったのは演奏がリリカルであること。情景を表現する曲であるのでそれを表現するためかルバートを多用していました。その判断はとても好感の持てるものでした。例えば海に切り立つ断崖絶壁から水平線へカメラをゆっくり回す絵のような。ペレスはルバートだけではなく場面場面で自分なりの解釈で弾き方を変化させていました。これが結構面白かったです。その他には強い打鍵の時に硬い音を出したり。とにかく全身を使っているかのような多様な表現でした。そのせいで途中違う曲に聴こえたりもしました。

アルベニス:イベリア第1集、第2集
東京国際フォーラム D7 5/4 19:45-
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  1. 2013/05/05(日) 16:51:02|
  2. 音楽
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