ハチャの深層

ハチャ独自の視点で ワイン、食、音楽、アート等を レビュ 。 

吉岡徳仁―クリスタライズ

吉岡クリスタライズ1
 2008年、21_21デザインサイトでのセカンド・ネイチャー、2010年、森美術館でのネイチャーセンスで吉岡の作品は鑑賞していますが、その時は個展ではありませんでした。今回は初の大規模個展。タイトルのクリスタライズとは「=形を与え、結実させる」という意味合いだそうです。

 展覧会では撮影(携帯カメラのみ可)が出来る作品が2つありました。
【ウォーターブロック】
吉岡クリスタライズ2
 これはガラスのベンチ。オルセー美術館に展示と言うか、絵画鑑賞用、休憩用に設置とのこと。背景に見えるのも今回の作品で【トルネード】。
これは半透明のストローを重ねたもの。別の展示室にも続きその名の通りうねりを表現してました。通路の両脇に結構な高さですので、不思議な感覚になります。吉岡の狙いは鑑賞者が不思議な感覚になることと私は解釈しています。

【白鳥の湖 結晶の絵画】
 水をはった浅い透明な水槽の中にはまさに結晶化されつつある作品があります。展示の壁には出来上がったパネル状になった結晶の作品が掛けられています。そして、そこには作品を作る際に流した音楽のタイトルが書かれています。どの作品もSWAN LAKE OP.20は共通ですが全体を流すのではなく、特定の箇所をリピートしています。不思議なことにNo.2 ValseとIntroductionはブロック状の結晶です。しかし、No.10とNo.29は尖った結晶でした。

【虹の教会】
吉岡クリスタライズ3
 アンリ・マティスが手掛けたオザリオ礼拝堂に影響された作品。外の光を取り込む箇所にプリズムを入れることにより虹を作りだすもの。ステンドグラスが色を持つものに対して、これは光を分光させて色を作るという発想の物。

 最後に吉岡のこれまでの作品を紹介したビデオがあります。これが何と50分なのですが、おびただしい美しい作品群にちっとも退屈しませんでした。

 吉岡の作品を鑑賞しいつも感じるのは作品に感動というより、作品がそのまわりの空間を変えてしまうこと。私の場合は完全にスイッチが入ってしまい、その中に佇んでいられる気持ち良さ、恍惚感があるのです。

~2014.01.19東京都現代美術館
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  1. 2013/10/14(月) 10:44:34|
  2. アート
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