ハチャの深層

ハチャ独自の視点で ワイン、食、音楽、アート等を レビュ 。 

熊野三山

 日本の神様に興味を深く覚えたのが数年前でした。その理由はまた今度として、お詣りに行きたいと思ったのが伊勢神宮、出雲大社、そして 熊野三山でした。伊勢神宮と出雲大社は去年までにお詣りしてますので、残るは熊野三山だけ。それがようやく去年の暮れに実現しました。最初にお詣りしたのは熊野本宮大社です。本来なら熊野古道を歩いてというところですが、今回は割愛しバスにて直行しました。JR新宮駅から1時間強です。出発後、程なくすると熊野川を右に見る道を川を遡るが如く進みます。暫くは川沿いを走るのですが、これが良いのです。

熊野本宮1
 対岸がずっと山になっているせいもあるのかも知れませんが、神聖さを感じます。奈良の大神神社に行ったときも思ったのですが、山の姿、景色が違います。今回もそれを感じました。

 熊野本宮大社ですが要所要所に金を用いてはいるものの華やかさはありません。
熊野本宮2
 しかしながら古式床しい社殿で荘厳です。さて、この社殿は明治時代に移築されたものです。以前は音無川と熊野川が合流する中洲にあったのですが、明治22年の大洪水にて能舞台、神楽殿などを含む多くの社殿が流出。辛うじて残った四つの社殿を近くの小高い現在の場所にそのまま移築したのです。さて当時は中洲にあり、お詣りする人は音無川を自らの足で渡ったのです。着物の裾を濡らして詣でるのがしきたりであったそうです。これは音無川を三途の川に見立てているのです。参拝者は一旦あの世に渡って、そして現世に戻る。

熊野本宮3
 かつて社地があった大斎原には平成12年に大鳥居が建てられました。大斎原に立つと感じるのですが、とても落ち着きます。それは川が合流する場所なので周りが平らでとても広いのです。更に周りが山で囲まれていることもその理由のひとつだと思います。

熊野速玉1
 次に速玉大社です。お詣りの順番は昔から本宮大社から速玉大社だったようで本宮大社から船で川を下ったようです。山奥にあるので荘厳な佇まいの本宮大社に対して、速玉大社は町中にあるので、華やかさ、艶やかさがあります。こちらは鮮やかな朱塗りの社殿です。この場所に相応しい意匠だと思いました。

 最後は那智大社です。JR那智駅からバスで所要十数分です。熊野古道がとても趣があるとのことで手前のほうから歩くことにしました。
熊野那智1
 これが素晴らしかったのです。杉や楠の大木に囲まれた古道にテンション上がりっぱなしでした。

 徒歩40分程で熊野那智大社。
熊野那智2

 そして、さらに歩いて那智の滝です。
熊野那智3
 なんというか、クライマックスと言うに相応しいです。そのスケール感もさることながら、とにかく絵になっています。写真や動画で観てはいましたが、実際にその場にいると違います。何故ならそれを観るための場所だからです。人里離れた場所ゆえ辛うじて見えるレベルだとしてもやむを得ないのに、この場所はまるで滝を観るために地形を誂えたかのようです。前方は全面壁、左右も山に囲まれているので、言わば逃げられないのです。心置きなく堪能すれば良いのです。

熊野那智4
 何も考えず滝を見上げると程なく気づきます。御神体に包まれるように身を委ねれば良いのだと。合掌。
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  1. 2014/01/04(土) 13:42:41|
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