ハチャの深層

ハチャ独自の視点で ワイン、食、音楽、アート等を レビュ 。 

モーツァルトピアノ協奏曲第20番(ルドルフ・ブフビンダー:N響)

 ブフビンダーは言います。2度演奏があったら2度とも違う。
その時の調子、その時の流れ、もっと言えばその時の気分で演奏が変わる。彼が言うには解釈が変わるとのこと。
 ブフビンダーの演奏は4年前にベートーヴェンの皇帝をテレビ放送で聴いて感激しています。この日はモーツァルトの20番。観客は聴こえているだろうかと、心配になるほど音量が小さい気がしました。微風、蝶の舞い、小鳥のさえずりなどと表現したくなる軽やかなタッチです。ただ軽いだけではありません。軽いのに思わず「はあっ」と声を漏らしてしまうほど表現の幅が大きいのです。毎回解釈を変えるというのは、演奏に余裕がないと出来ないわけで、それは意識を演奏ではなく表現に集中出来ているということなのでしょう。凄い演奏でした。しかるに、演奏後の観客の反応はいま一つでした。この人、本国では巨匠なのですが、日本ではその実力ほどの評価を得ていない気がします。派手じゃないからでしょうか。残念です。

演奏:2014.01.15 サントリーホール
放送:2014.04.06 NHK
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  1. 2014/04/12(土) 20:32:42|
  2. 音楽
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