ハチャの深層

ハチャ独自の視点で ワイン、食、音楽、アート等を レビュ 。 

袴田京太朗展 人と煙、その他

袴田京太朗
 アクリル板を使った彫刻が多かったです。数ミリ間隔でカラフルな色の違うアクリルで人間などが形作られた作品が壁にくっついて展示されています。人型のオブジェは神と人間を繋ぐ存在と考えるキャラクターとのこと。製作過程ですが、最初に発泡スチロールで作り、それを輪切りにします。その輪切りに合わせアクリル板を切り出して重ね木ネジで固定。最後に成形。
 耳など造形が複雑なものは結果として褶曲線を描きます。とにかく、カラフルさが目を惹きます。でも、そのカラフルさとは裏腹に明るい印象のオブジェは殆どないです。一番印象的だったのは一番下に家、その上には天井まで続くねじれた造形は煙を表します。袴田の幼いころに見た火葬場の印象が反映されているようです。家からの煙が人の死と結びついていると本人は語っています。
 不可思議な彫刻です。それはアクリルという存在のキャラクターを殺して作り上げることによって作りだすキャラクターだからこそ感じる感覚なのでしょう。

~2014.06.22平塚市美術館
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  1. 2014/06/03(火) 20:45:59|
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