ハチャの深層

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ブラームス 交響曲第2番 エド・デ・ワールト

作曲家を自分たちのレベルに引き下げてはいけない、私たちが作曲家のレベルに立ちその意図を理解すべき。(指揮者 エド・デ・ワールト)
 昨日放送のN響アワーを今朝、洗濯機から洗濯物を取り出しながら聴きました。すると、こんなことやってる場合じゃないだろうと耳を引っ張られました。別の表現するとながらで聴くパフォーマンスではない!どういうことだこの音は?曲はシューマンのマンフレッド序曲。指揮はエド・デ・ワールトです。この指揮者は時折、来日して割と好きな指揮者でした。放送でも2,3回聴いています。でも、生で聴いたことはありませんでした。でも、次回の来日の時は行こうと思いました。N響ってこんなに綺麗な音だった?と言うのが今回の印象です。涙が出るほど美しい音です。恐らくはそれが映える選曲だったから、今回気付いたのだと思います。後半はブラームスの交響曲第2番。この曲も美しかった。第1楽章の例のあの旋律で耐えきれず実際に泣きました。コンサート会場だったら号泣したかもしれないので、自宅で良かったのかも。さて、どうしてこれだけの音となるのか。気になったのでインタビューを見ました。以下、全文掲載します。ワールトはオーケストラビルダーと称されるようです。

 スコアに忠実であることが私の信条です。作曲家がスコアを書き終え「これが作品だ」と言った時点から、我々の仕事が始まるのです。どうすべきかは譜面に書かれておりスラーとあればスラーをつけて演奏します。演奏しやすいからと言って、音を切ったり強弱や長さを変えてはいけません。それは作曲家を自分たちのレベルに引き下げることです。私たちは作曲家のレベルに立ちその意図を理解しようと努めなければなりません。練習では抑揚の付け方、頭をそろえる、お互いによく聴くなど、基本に時間をかけます。指揮者のいちばん重要な仕事はスコアの中で何が大切かを決めることです。全てを伝えるのは100人が同時にドアを通り抜けるようなもので皆が踏みつぶされてしまいます。音楽がどう流れ発展していくのか、そのラインを聴き手に提示しながら、対旋律もはっきりと感じられるようにしなければなりません。それをやることが指揮者の醍醐味なのです。

演奏:2015.05.20 サントリーホール
放送:2015.07.19 NHK地デジ
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  1. 2015/07/20(月) 09:00:38|
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