ハチャの深層

ハチャ独自の視点で ワイン、食、音楽、アート等を レビュ 。 

ルドルフ・ブッフビンダーリサイタル

すみだトリフォニーホールにてルドルフ・ブッフビンダーのリサイタル。

ブッフビンダーは6年ほど前からファンです。生は初めて。2年前の来日公演ではモーツァルトピアノ協奏曲第20番を演奏していました。とにかく素晴らしい演奏家です。

この日の演目です。
バッハのイギリス組曲 第3番
ベートーヴェンのピアノ・ソナタ 第21番「ワルトシュタイン」
シューベルトのピアノ・ソナタ 第21番

全般にタッチが柔らかく、そもそも聴いていて心地良いです。ただ、不思議なことに音量は小さくはないのです。時間が経過すると演奏を聴いている感覚が薄れてきます。彼には伝えたいもの、例えば情感などがあり、その手段としてピアノを使っているかのよう。曲を通してテーマが決まっているかのように最終楽章まで印象は統一されています。演奏もいろんなテクニックを使っているのですが、それを感じさせません。もちろん、それはテクニックも手段にすぎないから。
 クラシックと言うのは譜面があるわけですが、ジャズの即興演奏を聴いている感覚です。次の旋律はどう表現するのだろうとごく自然に期待してしまいます。こういうピアニストは貴重だと思います。
アンコール終了後は観客の半数ほどがスタンディング・オベーション。語り草になるようなコンサートになるのではなかろうか。

2016.03.04 すみだトリフォニーホール
使用ピアノ:スタインウェイ
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  1. 2016/03/05(土) 21:28:08|
  2. 音楽
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